客付けは不動産仲介業の収益のきっかけとなるため、非常に重要な役割を担っています。
安定した不動産経営を実現するためには、効率的かつ効果的な客付けが必要不可欠です。
そこで、客付けの成功率や効果的な営業活動に悩みをお持ちの不動産会社向けに
- 不動産仲介業での客付けと元付けの違い
- 客付けの仲介手数料
- 不動産仲介業における客付け業務の流れ
- 多くの客付けを成功させるポイント
- 未経験でも客付け数増加が期待できる業務効率化ツール
などをご紹介します。
客付けの方法を誤れば、安定した不動産経営は実現しません。
ぜひ最後までご覧いただき、理想の不動産経営を実現するために、客付けを成功させるポイントを押さえていきましょう。
目次
不動産仲介業での客付けと元付けの違い
不動産仲介業での客付けとは、賃貸物件を借りたい人を見つけることを言います。
賃貸物件を借りたい人を見つけ、最適な物件を紹介する業者を客付け業者と呼ぶこともあります。
一方、元付けとは、物件を貸したい人(=オーナー)から依頼を受けるのが仕事です。
不動産仲介会社の場合、賃貸物件を所有しているオーナーから直接依頼を受け、物件を借りたい人を見つけるなど、元付け・客付け双方の役割を担うことがあります。
客付けの仲介手数料|1か月分の賃料に1.1を乗じた金額
客付けの仲介手数料の上限は、賃料の1か月分+消費税となります。
宅地建物取引業法で定められているため、上限を超える金額は法令違反となります。
また仲介手数料の下限は、定められていません。
出典:公益社団法人全国宅地建物取引業保証協会「不動産取引に関するお金の知識」
特例では1か月分の賃料に2.2を乗じた金額が上限になる
宅地建物取引業法で定められている仲介手数料の上限ですが、長期の空き家などは特例で、1か月分の賃料の2.2倍まで認められています。
長期の空き家とは、長期間使用されておらず将来的にも使用見込みがない物件のことを指します。
現在増加している空き家の管理・流通促進が喫緊の課題となっていることから、空き家などを仲介した場合の報酬額の上限が見直されています。
不動産仲介業における客付け業務の流れ
不動産仲介業における客付けの流れとして、
- 物件情報を広報する
- 顧客からの反響に対応する
- 入居審査や契約手続きを交わす
があります。
各業務のポイントなども解説していますので、ぜひご確認ください。
1.物件情報を広報する
自社で取り扱っている物件情報を広報し、多くの反響獲得を狙います。
不動産ポータルサイトやSNSを通じて、広く物件情報を発信することで、関心が集まりやすいです。
例えばTikTokやInstagramなどは、画像や短い動画と相性が良く、とくに若年層に対して物件情報が届きやすい特徴があります。
▼不動産業でSNSを使用した事例について詳しい記事はこちら
https://iimon.co.jp/column/real-estate-sns-case-study
2.顧客からの反響に対応する
不動産ポータルサイトやSNSからの問い合わせに対応します。
- 物件情報の詳細が知りたい
- 内見したい
- どのような設備が完備されているか
など、顧客からの問い合わせがあった際には迅速に対応しましょう。
3.入居審査や契約手続きを交わす
入居申し込みがあった際には、入居審査を行い契約手続きを交わします。
このタイミングで、入居希望者から賃料などを交渉されるケースもありますので、オーナーや元付け業者と調整する場合があります。
多くの客付けを成功させるポイント
多くの客付けが成功すれば、安定した収益となり健全な不動産経営が実現します。
客付けを成功させるポイントとして、
- 不動産ポータルサイトへ多くの物件を登録する
- 業務を効率化し、顧客からの問い合わせに迅速に対応する
がありますので、解説していきます。
不動産ポータルサイトへ多くの物件を登録する
CRITEO株式会社が実施した調査によると、引越しを検討する際に全体の6割が不動産ポータルサイトなどから情報を得ているんです。
画像出典:PR TIMES「CRITEO株式会社『引越し・新生活に関する意識調査』」
また同調査によると、物件を探す際には、オンライン検索が約8割・店頭は約1割といった結果も出ています。
不動産ポータルサイトへ多くの物件を登録し、興味・関心を惹ければスムーズな客付け成功が期待できますよ。
客付けのきっかけとなる反響づくりにお悩みの不動産会社は、ぜひ試してみてください。
出典:PR TIMES「CRITEO株式会社『引越し・新生活に関する意識調査』」
▼不動産ポータルサイトからの反響について、詳しい記事はこちら
https://iimon.co.jp/column/real-estate-portal-site-response-rate
業務を効率化し、顧客からの問い合わせに迅速に対応する
同じ物件を取り扱っている他社に負けないためにも、不動産ポータルサイトやSNSからの反響には、迅速な対応が必須です。
とくにSNSなどは、高い拡散力や訴求効果があるため、対応が遅れれば顧客満足度の低下や自社の口コミにも影響があります。
日々の業務を効率化し、急な問い合わせなどにも迅速に対応できる体制を整えましょう。
客付け数増加が期待できる!不動産業務効率化ツール「速いもんシリーズ」
「速いもんシリーズ」とは、不動産業務の効率化に特化したツールです。
たとえば不動産ポータルサイトへの物件登録作業は、通常1件あたり20分程度かかりますが、「入力速いもん」を使用すれば1件あたり5分程度で完結します。
直感的な操作が可能であり、最短2クリックで作業が完結できるため、未経験でも親しみやすい業務効率化ツールです。
また不動産ポータルサイトへの物件登録作業が効率よくできるため、多くの件数処理が可能となり、客付けのきっかけとなる反響獲得が期待できます。
さらに「変換速いもん」を使えば、追客用の資料作成も効率化できるため、迅速丁寧な対応が可能になりますよ。
豊富なラインナップから好きなサービスを自由に組み合わせられる自由度の高さも魅力。
「速いもんシリーズ」の各サービスや特徴を以下の表にまとめました。
サービス名 | 特徴 |
不動産ポータルサイトへの入力作業を効率化 | |
賃貸物件の新着・更新情報の洗い出しを効率化 | |
ライバル会社の掲載状況を自動分析 | |
物件情報を1クリックでPDF・URL化 | |
賃貸物件情報の元付会社を簡単に特定 | |
賃貸物件の募集状況をまとめて確認 | |
見積書を1クリックで瞬時に作成 | |
複数サイトの物件検索が同時にできる |
今なら初期費用無料や7日間の無料トライアルなどのお得な「不動産開業パック(※)」も展開していますので、ぜひ確認してみてください。
(※)2020年10月1日以降に宅建免許を取得される法人様限定
【導入事例】業務効率化により顧客へのアプローチ時間が増加!客付けにつながる反響も増えた株式会社ファーストキー 様
「入力速いもん」や「変換速いもん」を導入し、不動産ポータルサイトへの物件登録作業が従来の半分以上短縮でき、従業員の負担軽減につながった好事例です。
残業はほぼなくなり、追客などに費やせる時間が増えたことで客付け成功数も増加しているようです。
また顧客が見やすい資料作成や業務効率の向上により、対応できる件数が増加したことで、顧客からの返信率も増加しています。
少ない従業員数でも業務効率化により、多くの成果を残せている好事例ですので、ぜひご確認ください。
【お客様の声】
- 不動産ポータルサイトへの物件登録作業や更新作業に時間をとられ、残業が増えていた
- 「入力速いもん」導入後は、従来の作業時間から半分以上に短縮できたため、残業がほぼなくなった
- 「変換速いもん」導入後は、追客用の資料作成が効率化でき、対応できる件数や返信率が増加した
- 不動産ポータルサイトへの物件登録作業が短縮できたことで、顧客へのアプローチ時間が増え、成約率の増加を肌感覚で感じている
- スマホ仕様の資料作成が容易になり、顧客との迅速なコミュニケーションが可能となった
まとめ
不動産仲介業の客付けは、健全な不動産経営を実現するためにも非常に重要な役割です。
多くの客付けを成功させるためには、
- 不動産ポータルサイトへ多くの物件を登録する
- 業務を効率化し、顧客からの問い合わせに迅速に対応する
などがポイントになります。
(株)iimonの「速いもんシリーズ」は、日々の不動産業務を効率化できるおすすめのツールです。
「入力速いもん」は、最短2クリックで不動産ポータルサイトへの物件登録を完了できます。
また「変換速いもん」を使えば、追客用の資料作成が効率化でき、迅速かつ丁寧な顧客対応が可能となります。
空いた時間で追客などの顧客とのコミュニケーションを手厚くすれば、客付け数向上も期待できますよ。
効率的かつ効果的な客付けを成功させるためにも、まずは日々の不動産業務を効率化しませんか。
多くの客付けを成功させるために、ぜひ(株)iimonの「速いもんシリーズ」をお試しください。
iimon 編集部