「不動産を売却したいけれど、一括査定サービスは本当に信頼できるのだろうか」
「不動産一括査定を利用したいが、デメリットや注意点を事前に知っておきたい」
このような不安を抱えている方は多いでしょう。
数多くのサイトで提供されている不動産一括査定サービスは便利な反面、いくつかの注意すべきデメリットも存在します。
本記事では、
- 不動産一括査定の注意すべき3つのデメリット
- 不動産一括査定のメリット
- 不動産一括査定サイトを選ぶポイント5選
などについて詳しく解説します。
この記事を最後まで読むと、不動産一括査定のデメリットを正しく理解し、自分に合った査定サイトを選べるようになりますよ。
目次
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不動産一括査定のデメリット
1. 査定価格で売却できるとは限らない
2. 提携している不動産会社しか依頼できない
3. 複数の不動産会社から電話が入る可能性がある
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不動産一括査定のメリット
1. 無料で利用できる
2. 1度の依頼で複数の不動産会社に依頼できる
3. 不動産会社の対応や査定価格を比較検討できる
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不動産一括査定サイトを上手に選ぶポイント5選
1. 対応エリアを調べる
2. 提携不動産会社の数を確認する
3. 同時に査定依頼できる不動産会社の数を確認する
4. 訪問査定率を確認する
5. 口コミや評判を確認する
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不動産一括査定でよくある質問
不動産一括査定を利用するには個人情報が必要?
不動産一括査定を利用すると必ず売却しないといけない?
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まとめ
不動産一括査定のデメリット

不動産一括査定には、以下の3つのデメリットがあります。
- 査定価格で売却できるとは限らない
- 提携している不動産会社しか依頼できない
- 複数の不動産会社から電話が入る可能性がある
それぞれ詳しく解説します。
1. 査定価格で売却できるとは限らない
不動産一括査定で提示される査定価格は、あくまで不動産会社による「売却予想価格」であり、実際に売却できる価格とは限りません。
不動産会社によっては、媒介契約を獲得するために、相場よりも高い査定価格を意図的に提示するようなケースも存在します。
そのため、査定価格だけを判断材料にして不動産会社を選ぶと、実際には想定よりも低い価格でしか売れない可能性があるため注意が必要です。
査定価格はあくまで目安として捉え、複数の不動産会社の査定内容や根拠を比較検討することが重要です。
また、不動産会社の担当者に査定価格の算出根拠を確認し、市場相場と照らし合わせて妥当性を判断すると良いでしょう。
2. 提携している不動産会社しか依頼できない
不動産一括査定は、運営会社によってそれぞれ提携している不動産会社が異なります。
そのため、不動産一括査定サイトに登録されていない優良な不動産会社には、査定を依頼できません。
サイトによっては、特定のエリアに強い地域密着型の不動産会社や、実績豊富な大手不動産会社が提携していない場合もあります。
このようなデメリットを回避するには、複数の不動産一括査定サイトを併用するか、個別に不動産会社へ直接問い合わせる方法が有効です。
自分が売却したい物件のエリアで、実績がある不動産会社を事前に調べておくと良いでしょう。
3. 複数の不動産会社から電話が入る可能性がある
不動産一括査定を利用すると、複数の不動産会社から電話が入る場合があります。
査定依頼後すぐに電話がかかってくることも多く、対応に時間を取られ、ストレスを感じる方もいるでしょう。
このデメリットを軽減するには、査定依頼時に「メールでの連絡を希望する」旨を備考欄に記載するか、連絡可能な時間帯を指定しておくことが効果的です。
また、査定を依頼する不動産会社の数を3〜5社程度に絞り込むことで、対応の負担を減らせます。
不動産一括査定のメリット

不動産一括査定のデメリットを紹介しましたが、以下3つのようなメリットもあります。
- 無料で利用できる
- 1度の依頼で複数の不動産会社に依頼できる
- 不動産会社の対応や査定価格を比較検討できる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. 無料で利用できる
不動産一括査定サービスは、基本的に無料で利用できます。
不動産一括査定サービスは、不動産会社がサイトの運営会社に手数料を支払う仕組みになっています。
そのため、利用者は査定を依頼する際の手数料や登録料は一切かからず、気軽に複数の不動産会社へ査定を依頼することが可能です。
無料で利用できるため、不動産売却を検討し始めた初期段階でも、気軽に査定価格を確認できる点が大きなメリットです。
2. 1度の依頼で複数の不動産会社に依頼できる
不動産一括査定サービスを利用すれば、1度の情報入力で複数の不動産会社に査定を依頼できます。
従来の方法では、不動産会社ごとに個別に連絡を取り、同じ情報を何度も伝える必要がありました。
しかし、不動産一括査定サービスを利用することで、この手間を大幅に削減でき、効率的に査定を進められます。
忙しい方や不動産売却が初めての方にとって、時間と労力を節約できる点は不動産一括査定の大きなメリットといえます。
3. 不動産会社の対応や査定価格を比較検討できる
複数の不動産会社に査定を依頼することで、各社の査定価格や対応を比較検討できます。
査定価格だけでなく、担当者の対応や提案内容、売却戦略なども比較することで、信頼できる不動産会社を見つけやすくなるでしょう。
1社だけに査定を依頼した場合、その査定価格や対応が適切かどうかを判断できません。
複数の不動産会社を比較することで、売却相場を理解でき、より良い条件で売却できる不動産会社を選びやすくなります。
不動産一括査定サイトを上手に選ぶポイント5選

自分に合う不動産一括査定サイトを選ぶには、以下の5つのポイントを確認することが重要です。
- 対応エリアを調べる
- 提携不動産会社の数を確認する
- 同時に査定依頼できる不動産会社の数を確認する
- 訪問査定率を確認する
- 口コミや評判を確認する
それぞれ詳しく解説します。
1. 対応エリアを調べる
不動産一括査定サイトによって、対応エリアが異なります。
全国対応のサイトもあれば、特定の地域に特化したサイトも存在します。
そのため、自分が売却したい不動産の所在地が対応エリアに含まれているか、事前に確認しましょう。
地方の物件を売却する場合は、その地域に強い不動産会社と提携しているサイトを選ぶことが効果的です。
対応エリアを確認せずに利用すると、査定依頼できる不動産会社が少なく、十分な比較ができない可能性があります。
2. 提携不動産会社の数を確認する
不動産一括査定サイトが提携している不動産会社の数も、重要な選定基準です。
提携会社の数が多いほど、自分の物件に合った不動産会社を見つけやすくなるでしょう。
大手不動産会社だけでなく、地域密着型の中小不動産会社とも提携しているサイトを選ぶと、多角的な視点から査定を受けられます。
ただし、提携会社数が多ければ良いというわけではなく、質の高い不動産会社と提携しているかどうかも確認することが大切です。
3. 同時に査定依頼できる不動産会社の数を確認する
不動産一括査定サイトによって、1度に査定依頼できる不動産会社の数が異なります。
一般的には、3〜6社程度に同時依頼できるサイトが多いです。
同時に査定依頼できる不動産会社の数が多いほど、効率的に比較検討できます。
ただし、あまりに多くの不動産会社に依頼すると、対応に追われてしまう可能性もあります。
そのため、3〜5社程度の不動産会社に査定を依頼すると良いでしょう。
4. 訪問査定率を確認する
訪問査定率とは、不動産一括査定サイトで査定を依頼した件数のうち、不動産会社の担当者が実際に物件を訪問し、査定を行う割合のことです。
「訪問査定」は、不動産を売却するうえで必要なステップです。
訪問査定を行う確率が高いことは、すなわち自身の物件の売却を任せたいと思える不動産会社と出会える可能性が高いことを意味します。
ミカタ株式会社が調査した「2025年 一括査定サイト 訪問査定率ランキング」によると、訪問査定率が高い不動産一括査定サイトの上位3社は以下のとおりです。
順位 | 媒体名 | 訪問査定率 |
1位 | 29.9% | |
2位 | 25.9% | |
3位 | 25.3% |
出典:ミカタ株式会社|【2025年 一括査定サイト 訪問査定率ランキング】発表!!最もアポがとれる媒体は…?
訪問査定率が高いサイトほど、実際の売却に至る確率が高い傾向があります。
訪問査定を行う不動産会社は、売却に対して積極的であり、より正確な査定価格を提示してくれる可能性が高いでしょう。
不動産一括査定サイトを選ぶ際は、訪問査定率も参考にすることをおすすめします。
5. 口コミや評判を確認する
実際に不動産一括査定サイトを利用した人の口コミや、評判を確認することも重要です。
インターネット上のレビューサイトやSNSなどで、実際の利用者の評判を確認しましょう。
「査定価格が適正だった」「対応が丁寧な不動産会社を紹介してもらえた」といったポジティブな評価が多いサイトは、信頼性が高いといえます。
一方で、「しつこい営業電話があった」「査定価格と実際の売却価格に大きな差があった」といったネガティブな口コミが目立つサイトは、避けたほうが良いでしょう。
不動産一括査定でよくある質問

ここでは、不動産一括査定についてよくある質問を2つ紹介します。
- 不動産一括査定を利用するには個人情報が必要?
- 不動産一括査定を利用すると必ず売却しないといけない?
それぞれ詳しく見ていきましょう。
不動産一括査定を利用するには個人情報が必要?
不動産一括査定を利用する際は、個人情報の入力が必要です。
一般的には以下のような情報を入力します。
<基本情報>
- 氏名
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
<物件の情報>
- 物件の所在地
- 物件の種類
- 築年数
- 面積
これらの情報は、不動産会社が正確な査定を行うために必要です。
もし、個人情報を入力したくない場合は、匿名査定を利用しましょう。
匿名査定は、個人情報を伝えずに物件情報のみで査定を依頼できるサービスです。
不動産一括査定サイトによっては、匿名査定に対応している場合もあるため、状況に応じて使い分けましょう。
不動産一括査定を利用すると必ず売却しないといけない?
不動産一括査定を利用したからといって、必ず売却しなければならないわけではありません。
不動産一括査定はあくまで査定価格を知るためのサービスであり、査定結果を見てから売却するかどうかを判断できます。
査定価格が想定より低かった場合や、不動産会社の対応に不安を感じた場合は、売却を見送ることも可能です。
不動産会社から売却をすすめられることはありますが、断る権利は顧客側にあります。
「今回は見送ります」「検討してから改めて連絡します」とはっきり伝えれば、問題ありません。
まとめ
不動産一括査定には、以下の3つのデメリットがあります。
- 査定価格で売却できるとは限らない
- 提携している不動産会社しか依頼できない
- 複数の不動産会社から電話が入る可能性がある
一方で、無料で利用でき、効率的に複数の不動産会社を比較できるメリットもあります。
不動産一括査定サイトを選ぶ際は、対応エリアや提携の不動産会社数、訪問査定率などを総合的に判断しましょう。
デメリットを正しく理解したうえで、不動産一括査定サービスを活用すれば、信頼できる不動産会社を見つけやすくなります。
この記事で紹介したポイントを参考に、自分に合った不動産一括査定サイトを選び、納得のいく不動産売却を目指しましょう。

iimon 編集部












