「あまり費用をかけず、自社ホームページを作りたい」
「不動産会社のホームページ制作におすすめのCMSはどれ?」
「Web知識に自信がないが、簡単なCMSはある?」
上記のような悩みを抱えている不動産経営者もいるのではないでしょうか。
そもそもCMSとは「Contents Management System(コンテンツ・マネジメント・システム)」の略称で、ホームページなどのWebサイトを専門知識なしで、簡単に編集・作成できるシステムをさします。
ほかにも、さまざまなメリットがあり、Webの専門知識がない人には欠かせないツールです。
また、どのCMSでもよいわけではなく、選ぶ際のポイントがあります。
そこで、この記事では、おもに以下の内容を解説していきます。
- 不動産ホームページ作成におすすめのCMS3選
- 不動産業でCMSを選ぶ3つのポイント
- CMSをさらに効率的に使う秘訣
この記事を読むと、CMS選びで失敗しない方法がわかり、集客につながるホームページ作成ができますよ。
目次
不動産ホームページ作成におすすめのCMS3選
不動産ホームページ作成に特化したCMSを、3つに厳選して紹介していきます。
- 仲介UP|集客アップにおすすめ
- 博士クラウドRHS|成約率アップにおすすめ
- クイックCMS|コストを抑えたい人におすすめ
順番に見ていきましょう。
1:仲介UP|集客アップにおすすめ
仲介UPは「集客」に特化したシステムが特徴的なCMSです。
検索エンジンに最適化したページ構造を自動生成したり、レスポンシブWebデザインにも対応するなど、SEOに役立つ機能で集客をサポートします。
また新規ページ作成で使えるさまざまなテンプレートが用意されているため、作業時間やコストも削減可能です。
以上のような機能から、仲介UPは集客できず悩んでいる人におすすめだといえます。
仲介UPを賃貸仲介で利用する場合の費用は、以下のとおりです。
種類 | 費用(税別) |
初期設定費用 | 20万円 |
月額使用量 | 3万円 |
そのほかオプション利用によって費用は異なるため、問い合わせで確認しましょう。
仲介UPへの問い合わせはこちら
2:博士クラウドRHS|成約率アップにおすすめ
博士クラウドRHSは「成約率」を上げたい人に向いているCMSです。
ホームページ作成だけでなく、反響取込や顧客管理、自動追客などの機能を備えているため、成約数アップが期待できます。
賃貸仲介で利用する場合は「5万円/月」から契約可能で、初期費用については問い合わせて確認する必要があります(※1)。
博士クラウドRHSへの問い合わせはこちら
(※1)出典:博士ドットコム「不動産ホームページの料金プラン」
3:クイックCMS|コストを抑えたい人におすすめ
「コストを抑えたい人」にはクイックCMSがおすすめ。
なぜなら買い取り制で月額費用・更新費用がかからないためです。
さらにデザインのテンプレートも無料で選べるため、経済負担にならない点が魅力です。
クイックCMSにかかる費用は、以下2種類のCMSのどちらを購入するかで異なります。
種類 | 費用(税込) |
通常版 | 33,000円 |
高機能版 | 88,000円 |
出典:クイックCMS「不動産業者テーマ(通常版)」、「不動産業者テーマ(高機能版)」
「通常版」「高機能版」両者の大きな違いは「物件掲載数」です。
通常版は「100〜200件」の物件掲載が推奨されていますが、高機能版では「約1万件」掲載しても問題ありません(※2、3)。
自社の運営規模にあわせて種類を選択しましょう。
クイックCMSへの問い合わせはこちら
出典:
(※2)クイックCMS「不動産業者向けCMS(通常版)の詳細情報」
不動産ホームページ作成で自社に合うCMSを選ぶ3つのポイント
不動産ホームページ作成において、自社に合ったCMSを選ぶポイントは、大きく3つあります。
- SEOのしやすさ
- セキュリティ機能
- 使いやすさ
順番に見ていきましょう。
ポイント1:SEOのしやすさ
ひとつめのポイントは、SEOが簡単にできるかどうかです。
たとえば、ページのタイトルや説明文(メタタグ)を簡単に設定できる機能や、検索エンジンが理解しやすいURLを自動作成する機能などがあげられます。
ほかにも、サイトマップを自動生成する機能があると便利でしょう。
これらの機能があれば、専門知識がなくてもある程度のSEOができ、検索結果で上位表示されやすくなります。
▼SEO対策って何?不動産会社がするべきSEO対策を解説
https://iimon.co.jp/column/real-estate-seo
ポイント2:セキュリティ機能
不動産サイトでは個人情報を扱うことが多いため、セキュリティが重要です。
安全性を高める施策を提供しているCMSを選びましょう。
さらに、ユーザーごとにアクセス権限を設定できる機能や、定期的にデータのバックアップを取れる機能があるとよいです。
セキュリティが高いCMSを選ぶと、安全なサイト運営ができ、顧客からの信頼を失うリスクも低減できます。
ポイント3:使いやすさ
初心者にとって、使いやすいCMSを選ぶことが重要です。
複雑な操作が必要なものは避け、直感的に使える機能をもったCMSを選びましょう。
使いやすいCMSを選ぶと、日々の物件情報の更新作業などがスムーズになり、サイト運営の負担を軽減できます。
ただし、使いやすいCMSを使うだけでは業務効率化はむずかしいため、ツールの利用は必須だといえるでしょう。
不動産ホームページ作成のCMSとあわせて集客力アップ!「速いもんシリーズ」
CMSを使ってホームページを作成しても、必ずしも集客できるわけではありません。
たしかに、ホームページを作れば物件情報が掲載でき、反響を得やすくなります。
しかしホームページ作成後、
- 物件情報入力
- 掲載する物件の見極め
- 物件掲載後の更新情報チェック
など、やるべき作業を行わなければ集客はできません。
そこで活用したいツールが(株)iimonが提供している「速いもんシリーズ」です。
速いもんシリーズとは、不動産業における業務効率化を簡単・便利に行えるツールで、以下8種類がラインアップされています。
サービス名 | 特徴 |
不動産ポータルサイトへの入力作業を効率化 | |
賃貸物件の新着・更新情報の洗い出しを効率化 | |
ライバル会社の掲載状況を自動分析 | |
物件情報を1クリックでPDF・URL化 | |
賃貸物件情報の元付会社を簡単に特定 | |
賃貸物件の募集状況をまとめて確認 | |
1サイトで複数サイトの物件検索が可能 | |
見積書をワンクリックで瞬時に作成 |
なかでも「入力速いもん」は、ホームページや不動産ポータルサイトへの物件情報の掲載を簡単に効率化する便利なツールです。
具体的には、
- 業者間流通サイトの情報を「1クリック」保存
- 物件入力画面で「1クリック」反映
と、合計2クリックで物件情報を入力できるのです。
ホームページへの物件情報入力や、更新作業がサクサクはかどりますよ。
【導入事例】「入力速いもん」導入で入力作業が180分→30分へ
ここからは、実際に入力速いもんを導入した企業の実例を見ていきましょう。
大宮駅東口近くで不動産業を営んでいる「LIXIL不動産ショップカインドエステート」では、以下のような課題を抱えていました。
- 入力作業に手間がかかり、他の業務にも影響していた
- 情報の入力漏れもあり、心理的負担になっていた
しかし、入力速いもんの導入によって、以下のような成果をあげました。
- 入力作業が「従来の約1/4」まで短縮
- 入力ミスが減り、スタッフの心理的負担が解消
実際に導入いただいた企業様からは「もうこれはチートですよ」とうれしい声も伺えました。
まとめ
不動産ホームページ作成でおすすめのCMSは以下の3種類です。
CMSの種類 | 向いている人 |
仲介UP | 集客したい人 |
博士クラウドRHS | 成約率を上げたい人 |
クイックCMS | コストをおさえたい人 |
CMSを選ぶ際は、以下3つのポイントを確認しましょう。
- SEOのしやすさ
- セキュリティ機能
- 使いやすさ
ただし、使いやすいCMSのみでの業務効率化はむずかしいため、ホームページを作ったあとは、ツールの利用を検討しましょう。
ホームページからの集客力アップをねらうのであれば(株)iimonが提供している「速いもんシリーズ」がおすすめです。
物件入力作業・最新情報のチェック・競合他社の分析などの効率化が実現できるため、ホームページからの集客力アップが期待できますよ。
iimon 編集部