不動産のTikTok活用法とバズる動画制作のコツを解説!4つの成功事例も紹介

更新日:2024.04.19

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若者がスマホを上にスワイプする動作で「TikTokを見ているのかな?」と思うことがありますよね。

実際、TikTokは10代・20代に人気のSNS

不動産会社としては、若者向けの集客ツールとして活用できるか気になるところです。

そこでこの記事では、

  • 不動産会社がTikTokを活用する5つのメリット
  • 不動産会社が「バズる」TikTok動画を作る5つのコツ
  • 4つの成功事例

について、詳しく解説していきます。

ただTikTokで集客するだけでは、不動産ビジネスに成功したとはいえません

記事の最後には、TikTokで獲得した反響を、効率よく成約につなげられるツールもご紹介!

最後まで読めば、TikTokを活用した不動産集客と売上アップのコツがわかりますよ。

TikTokとは?

TikTokには以下のような特徴があります。

  • 中国のバイトダンス社が提供する動画SNS
  • 最大3分の動画を投稿できるスマホ向けアプリ
  • 10代20代の若年層に多く支持されるSNS(※)
  • 「おすすめ」機能でユーザーの検索結果に合う動画を表示できる
  • 好みのジャンル以外も表示され、飽きずに長時間視聴できる

PC版もありますが、スマホで視聴する場合がほとんどです。

その人気ぶりは、オリジナル動画を投稿するTikToker(ティックトッカー)という方もいるほど。

不動産会社がTikTokについて抑えておきたいポイントは、若年層に人気で、非フォロワーにも自動的に動画が表示されることです!

(※)出典:NTTドコモ モバイル社会研究所「2022年一般向けモバイル動向調査

不動産会社がTikTokを活用する5つのメリット

ここからは、不動産会社がTikTokを活用することで得られるメリットを詳しく解説していきます。

1.テンポよく動画で効率的に物件紹介できる

テンポがよい動画やノリのよい動画だと、ついつい見続けてしまうもの。

長くても数分程度で終わる動画を次々と再生できるTikTokなら、物件を効率的に紹介できます

2.若年層にアプローチできる

TikTokは、10代20代によく利用されるSNS。

NTTドコモ モバイル社会研究所「2022年一般向けモバイル動向調査」では、以下のとおり10代の39.3%、20代の16.0%がTikTokを利用しています。

TikTokは若年層への訴求力が期待できると言えるでしょう。

参考:NTTドコモ モバイル社会研究所「2022年一般向けモバイル動向調査

3.広告費がかからない

TikTokをビジネスで使う場合は、ビジネスアカウントを利用します。

ビジネスアカウントは無料で利用可能です。

▼撮影

▼編集

▼投稿

の流れを自社で完結するなら、すべて無料で利用できます

4.非フォロワーにも投稿を表示できる

TikTokには、企業のアカウントをフォローしていないユーザーにも、自社の投稿を表示する「おすすめ機能」があります。

人につい見せたくなるような魅力的な動画が作れれば、自社のことをまったく知らないユーザーへも訴求することが可能です

5.コメントでコミュニケーションがとれる

TikTokのコメント機能は、誰もがその投稿についてコメントできる機能です。

「こんな物件が見たい」

「物件をもっと詳しく知りたい」

など、見ている方とコメントを通じてコミュニケーションできますよ。

不動産会社が「バズる」TikTok動画を作る5つのコツ

ここからは不動産会社がTikTokで「バズる」動画を作るコツを見ていきましょう。

コツ1.長く提供できる動画で自社のファンを増やす

物件紹介動画などにとどまらず、

  • オンライン内見を実施している
  • おすすめ防犯策
  • 社長の1日に密着取材

などの長期に楽しめる内容も充実させるのがバズるコツ

自社のファンを増やすことで、潜在的なユーザーを獲得し、将来の来店につなげられます!

コツ2.プロフィール欄を充実させる

TikTokで紹介した内容に興味を持ってくれたお客様が不動産会社に連絡がとれるように、プロフィール欄に連絡先を明記しましょう

LINE(公式アカウントの友だち追加)など、手軽に連絡できる方法を記載するのもおすすめです。

コツ3.動画は短くする

途中で離脱を避けるため、動画は短く、わかりやすくするのがコツ

人気の動画は、30秒〜1分以内の短いものが多いです。

物件紹介の場合、物件のすべての情報を伝えるというより、借りたい方が重視する以下のようなポイントを盛り込めればOK。

興味を持ってもらうことを目標に短い動画を作りましょう。

  • 最寄駅
  • 平米数
  • 家賃
  • 外観
  • 間取り
  • アピールポイントのまとめ

コツ4.物件紹介のサムネイル画像には物件情報を記載

サムネイル画像とは、動画の表紙の画像のこと。

パッと見たときに「見たい!」と思わせる画像を作れると、動画の視聴に繋がります。

物件紹介動画の場合、コツ3で解説した動画の中に記載したい内容と重複しますが、

  • 最寄駅
  • 平米数
  • 家賃

などが記載してあると、興味を引きやすいでしょう。

コツ5.音楽やナレーションでも印象づける

テンポのよい音楽やナレーションで、楽しい・カジュアルなどの独自性のある動画にすると会社のアカウントを印象付けられます。

TikTok内で流行っている音楽を取り入れるなどの工夫で、視聴者に親近感を出しつつ物件の魅力を伝えることも可能です!

【4つの成功事例】不動産会社のTikTok人気アカウントを紹介

ここからは不動産会社のTikTok人気アカウントについて、どのような工夫を凝らしているかに注目しながら紹介していきます。

まだまだ成長中のアカウントも多く、過去の動画からのクオリティアップという側面もぜひ参考にしてください。

成功事例1.スタイリー不動産

「@オシャレなお部屋紹介」のプロフィールのとおり、オシャレ物件に特化して紹介しているのがスタイリー不動産です。

・TikTokアカウント:スタイリー不動産@stylee.estate

・フォロワー数:6,657(2024年3月現在)

以下のように、女性向けのオシャレな物件紹介動画作りで参考になりますよ!

  • 20秒前後の短い動画中心
  • 間取りは透明度の高い画像で左上定位置に配置
  • 「QRコードでLINEの友だちを追加」できる
  • 物件の魅力をサムネイルにまとめ

成功事例2.ノアの賃貸

元キャバ嬢の方が運営しており、水商売向けなどの独自目線で物件を紹介しています。

・TikTokアカウント:ノアの賃貸@noanochintai

・フォロワー数:49,400人(2024年3月現在)

以下のように、扱う地域と職業を絞ったユーザー向けコンテンツの作り方が上手い点が参考になります。

  • 60秒以内の動画中心
  • 音が気になりにくいオリジナル楽曲-ノアの賃貸を使用
  • 「QRコードでLINEの友だちを追加」できる
  • 「ぼったくり物件を見抜く方法」などのお役立ちコンテンツあり

成功事例3.LAKIA不動産

TikTokで集客に成功したといえば、外せないのがLAKIA不動産。

会社総出でTikTokに取り組み中で、アカウントを店舗ごとに設けて地域密着の物件情報を紹介しています。

以下は大阪梅田店の情報です!

・TikTokアカウント:LAKIA不動産 大阪梅田店@lakia.umeda

・フォロワー数:123,300人(2024年3月現在)

従業員顔出しで親しみやすく、クスッと笑ってしまうような面白みのある動画作りの参考になります。

  • 従業員が顔を出している
  • コミカルな動きで視聴者が楽しめる
  • 60秒以内の動画中心
  • 音楽は流行りのものなどさまざま
  • コメント欄が賑やか(外国の方のコメントもあり)

成功事例4.スモアル不動産

スモアル不動産は、SNS総フォロワー数約10万人越えの代表が在籍している不動産会社。

もともと、女性客が7割を占めるなど女性客をターゲットとしていることもあり、イケメンが説明するなど、女性客が好む動画作りが得意です。

・TikTokアカウント:スモアル 日本一の賃貸屋さんはここ@uumor_mainstore

・フォロワー数:78,900人(2024年3月現在)

魅力的な従業員を武器にするなど、会社のファンを作るための動画作りの参考になります。

物件紹介以外で魅力的なコンテンツを作りたい場合にも、役立ててくださいね。

  • 60秒程度の動画中心
  • アカウントのファンになれる内容が豊富
  • 物件紹介は少ない
  • LINEから問い合わせできる

不動産のTikTok活用成功は集客のあとがカギ!成約につながるツールとは

TikTok経由で得た顧客についても、ほかの集客経路と同様、紹介した物件以外の物件を契約することも多いです。

だからこそ、紹介できる魅力的な物件を準備しておくことが重要!

そこでおすすめしたいツールが(株)iimonの「速いもんシリーズ」です。

不動産集客で得た顧客を逃さないために役立つ機能が揃っています。

◆入力速いもん

物件入力を助けるツールが「入力速いもん」。

最短2クリックで会社間流通サイトなどからデータを保存し、コンバーターに物件情報を入力できるようになります。

◆変換速いもん

TikTokで問い合わせがあった物件以外にも、提案するときに必要なのが物件情報をまとめたデータ。

変換速いもん」を使うと、会社間流通サイトの物件詳細ページから1クリックで物件情報をPDF化&URL化ができるようになります!

できあがったURLを貼り付けて送るだけで、簡単に物件提案ができるようになる便利なツールです。

導入するだけで、物件提案業務を大幅に効率化できますよ。

導入事例:株式会社チアエステート様

「入力速いもん」と「変換速いもん」を利用した結果、以下のような効果が得られたそうです。

  • 入力業務のスピードが3倍にアップ
  • 追客業務の生産性が2倍にアップ

開業して間もない時期に2つの速いもんシリーズを導入したことを「英断だった」と自負されています。

操作性もよく、追客の効率が悪い課題も解決でき、「もっと早く知りたかった」と思うほど惚れ込んでいただきました。

これから新規開業する、または開業間もない不動産会社の方は、ぜひ参考にしてください。

出典:(株)iimonお客様の声

まとめ

TikTokは、若年層の集客を考えている不動産会社に、ぜひおすすめしたい集客ツールです。

無料でアカウント作成できたり、コメント欄のやりとりもできたりと、ビジネスに活用しやすい仕組みが整っています。

迷っているなら導入する価値がありますよ。

TikTokで動画をバズらせるには、

  • おすすめ防犯策や社長密着など、長期的に楽しめる内容にする
  • プロフィール欄を充実する
  • 短い動画にする
  • サムネイルはわかりやすくする

などを意識するのがコツです。

さらに重要なポイントは、TikTokで獲得した反響を、効率よく成約につなげること。

物件入力も追客もサクサクできる「速いもんシリーズ」で反響を成約に変え、不動産ビジネスで成功を勝ちとりましょう!

▼不動産集客のSNS活用についてもっと詳しく!こちらの記事もおすすめ

https://iimon.co.jp/column/real-estate-sns

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iimon 編集部

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