「不動業界のSaaSにはどのようなものがあるだろう」「自社に導入できるSaaSはあるのだろうか」と考えていませんか。
SaaSとは「Software as a Service」の略で、クラウド上で提供されるソフトウェアサービスです。
Googleが提供しているものでいうと、GmailやGoogleドキュメントなどが例としてあげられます。
SaaSの一般的な特徴は、低初期コストであることや、クラウド上に保存されるため、いつでもどこでも使用できることです。
これらの特徴を活かしたSaaSは、不動産業でも利用されています。
そこで、この記事では以下の内容を解説していきます。
- 不動産業界におけるSaaSの具体例
- 自社に不動産のSaaSを導入する際のポイント
- 業務効率化に最適な不動産のSaaSを紹介
この記事を読むと、自社で使えるSaaSがわかり、業務効率化できるようになりますよ。
目次
不動業界におけるSaaSの具体例
不動業界でも業務内容によって、さまざまなSaaSが開発されています。
ここでは、以下のような業務内容が異なるSaaSの例を3つ紹介していきます。
- 入居申込
- 顧客管理業務
- ホームページ作成
順番に見ていきましょう。
具体例1:入居申込
株式会社イタンジが提供しているSaaS「申込受付くん」は、入居申込の過程をデジタル化し、オンライン上で行えるようにしたサービスです。
賃貸への入居希望者が入力した情報を、賃貸不動産仲介会社や賃貸不動産管理会社などに共有し、申込書提出から審査までのやりとりを効率化できます。
具体的には、以下のような機能で入居申込を効率化します。
- 入力不備を自動でチェック
- 申込情報をリアルタイムで共有
- 仲介会社にチャットメッセージを送れるため電話が不要
また導入によって、業務効率化以外にも以下のような効果が得られるでしょう。
- 申込用紙にかかるコスト削減
- 電話代削減
具体例2:顧客管理業務
株式会社カナリーでは「顧客管理」を効率化できるSaaSを提供しています。
反響対応や追客、分析など幅広い業務に対応しています。
たとえば、
- 不動産ポータルサイトからの反響を自動で取り込み、1画面内で管理
- 反響のあった顧客ごとに営業内容やタイミングを設定・自動配信
など、顧客対応の質を向上させるサービスです。
業務効率化と顧客へ価値提供ができるサービスといえるでしょう。
具体例3:ホームページ作成
株式会社いい生活が提供しているSaaS「いい生活ウェブサイト Liteプラン」は、不動産会社のホームページを作成するサービス。
コーディングやデザインなどの専門知識がいらず「1万円/月」で自社のホームページ作成が可能です。
ホームページに必要なページである「会社概要」「取扱物件情報」の作成はもちろん、スマホ対応やSEOなどの施策にも対応しています。
出典:いい生活サービスサイト「【新登場!】1万円でホームページが作れる&自社で簡単に編集ができるいい生活のホームページツール!」
自社に不動産のSaaSを導入する際の2つのポイント
不動産のSaaSを導入する際は、以下2点をおさえておきましょう。
- 自社に必要な機能を見極める
- 使いやすさ・見やすさ
順番に解説していきます。
ポイント1:自社に必要な機能を見極める
不動産のSaaSには、さまざまな商品が展開されています。
闇雲に導入するのではなく、まずは自社に必要な機能を見極めるために、以下のような問いを立てて考えましょう。
- どのような業務に時間を要しているのか
- 毎回同じ作業をしている部分はないか
- 手作業で行っている手間のかかる作業はなにか
上記のような視点で課題を抽出すると、費用対効果の高いSaaSを導入できるでしょう。
ポイント2:使いやすさ・見やすさ
サービスの使いやすさ、見やすさもSaaS導入前の重要ポイントです。
使いにくければ業務が滞り、目的である業務効率化が行えず逆効果となるでしょう。
操作画面や管理画面が見にくい場合は、確認・操作ミスが起こりやすくなり、やはり業務効率化が下がり、トラブルの原因にもなります。
可能であれば、SaaS導入前に一度お試しで使ってみたり、使用経験のある人の声を参考にすると失敗する確率がおさえられるでしょう。
また不動産ポータルサイトといった、使用頻度の高いシステムと連携可能かも確認しておくと費用対効果を高めらます。
不動産業の業務効率化をSaaSで進めるなら「速いもんシリーズ」
「不動業界にさまざまなSaaSがあるのはわかった」
「たいていの不動産業に役立つSaaSはないのか」
「とりあえず業務効率化したい」
という人は(株)iimonが提供している「速いもんシリーズ」を検討してみてはどうでしょうか。
速いもんシリーズとは、不動産業における業務効率化を簡単・便利に実現できるSaaSで、以下8種類に分類されています。
サービス名 | 特徴 |
不動産ポータルサイトへの入力作業を効率化 | |
賃貸物件の新着・更新情報の洗い出しを効率化 | |
ライバル会社の掲載状況を自動分析 | |
物件情報を1クリックでPDF・URL化 | |
賃貸物件情報の元付会社を簡単に特定 | |
賃貸物件の募集状況をまとめて確認 | |
1サイトで複数サイトの物件検索が可能 | |
見積書をワンクリックで瞬時に作成 |
なかでも「入力速いもん」は誰でも簡単・便利に業務効率化できるSaaSです。
具体的には、
- 業者間流通サイトの物件情報を「1クリック」で保存
- 物件入力画面へ「1クリック」で反映
といったように合計「2クリック」で物件入力作業が完了するのです。
入力速いもんの使い方がわかる動画もあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
【導入事例】入力速いもんで物件入力作業3/4削減!
ここからは、速いもんシリーズを実際に導入した企業の実例を紹介していきます。
大宮駅近辺で不動業を営んでいる「LIXIL不動産ショップ 株式会社カインドエステート 大宮本店」には、以下の課題がありました。
- 入力作業が手間になり、ほかの業務にも悪影響が出ていた
- 物件入力作業の複雑化によって情報の入力漏れがあり、心理的負担になっていた
しかし、入力速いもんを導入したことで、
- 物件入力作業が従来の「3/4(75%)削減」できた
- 入力ミスが減り、スタッフの心理的負担が解消された
- 業務効率化によって、ほかの業務にあてられる時間ができた
「これからスタッフが増える予定があるので、枠を増やして、売上をもっと増やしていきたいですね」と明るい将来の展望をお話いただけました。
まとめ
SaaSとはインターネット経由で提供されるソフトウェアサービスをさし、不動産界では、
- 入居申込
- 顧客管理業務
- ホームページ作成
などの業務で展開されています。
不動産のSaaSを自社へ導入すれば、きっと業務効率化が進むでしょう。
しかし現場への導入は、以下のポイントをおさえてからにするのが無難です。
- 自社に必要な機能を見極める
- 使いやすさ・見やすさ
自社に必要な機能が業務効率化の場合、使いやすさ・見やすさといった条件を満たしているSaaSが(株)iimonの「速いもんシリーズ」です。
なかでも、入力速いもんは手間や時間のかかる物件入力作業を大幅に効率化できる優秀なSaaSです。
さらに、いまなら無料トライアルも実施しているため「導入したけど、思ったものと違った」という失敗がありません。
ぜひ、この機会に(株)iimonが提供している速いもんシリーズを試してみてくださいね。
iimon 編集部