不動産業の売上アップに欠かせない営業活動。
しかし営業担当の業務は顧客対応にとどまらず、顧客管理・物件情報の掲載・資料作成まで幅広く存在します。
そのため、営業担当の業務負荷軽減や効率化にお悩みの不動産会社も多いですよね。
そこで、不動産業の営業活動を効率的に行いたいと考えている不動産会社向けに
- 不動産業におすすめの営業ツール5選
- 不動産業の営業ツールを導入する際の注意点
- 不動産業で営業ツールの効果を最大化させる3つのポイント
などをご紹介します。
顧客対応に十分に時間をかけられれば、成約率の向上・安定した収益にもつながります。
ぜひ最後までご覧いただき、自社の営業力底上げのきっかけにしてください。
目次
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不動産業におすすめの営業ツール5選
1.反響があった顧客へ長期追客できる「SMSハンター」
2.自動電話接続サービスでアポイント数を最大化できる「LeadCloud(リードクラウド)」
3.AIを活用し不動産仲介業務の煩雑なやりとりを効率化できる「Facilo(ファシロ)」
4.不動産ポータルサイトへ効率よく物件掲載できる「入力速いもん」
5.反響来店率向上が期待できる顧客管理システム「ノマドクラウド」
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不動産営業ツール選びで失敗しないための3つのポイント
ポイント1:自社の業態と業務に合わせた機能があるか
ポイント2:価格だけでなく総合的な価値で選ぶ
ポイント3:現場での使いやすさ
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営業力の底上げが期待できる!不動産業務効率化ツール「速いもんシリーズ」
【導入事例】業務効率化により、手厚い顧客対応へ専念できる環境づくりが可能となった株式会社ROOTS
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まとめ
不動産業におすすめの営業ツール5選

アポイント取得から追客業務、物件情報の掲載まで、さまざまな営業活動を効率化してくれるツールを5選紹介します。
ツール名 | おもな機能 | 特徴・効果 | おすすめ対象 |
自動メール配信サービス | ・メール開封率90%以上 ・メール原稿・LP自動設定 ・1クリックで問合せ可能 | 電話・メール追客が成約につながらない会社 | |
自動電話接続サービス | ・手動電話の手間を省く ・自動録音・議事録作成 ・通話品質の担保 | 電話営業の生産性に悩む会社 | |
不動産仲介業務の一元化ツール | ・物件検索・資料作成・メール作成の自動化 ・周辺施設情報までまとめて表示 ・顧客確認状況の見える化 | 営業担当の負担軽減・コミュニケーション見える化を求める会社 | |
不動産ポータルサイト物件登録ツール | ・最短2クリックで物件情報登録完結 ・煩雑な登録作業を効率化 | 不動産ポータルサイトへの登録作業に負担を感じる会社 | |
顧客管理システム | ・反響の即時取込み・通知 ・自動物件提案・追客メール ・顧客の開封履歴・閲覧時間帯確認 | 反響を来店につなげたい会社 |
きっと気に入る営業ツールが見つかりますよ。
1.反響があった顧客へ長期追客できる「SMSハンター」
リビン・テクノロジーズ株式会社が提供している「SMSハンター」は、顧客に対して自動でメール配信できるサービスです。
メール開封率は90%以上となっており、メール原稿やLP(ランディングページ)が自動で設定されるため、営業事務の軽減につながります。
追客の電話を敬遠しがちな顧客に対し、メール内のLPからわずか1クリックで問い合わせできる工夫がされているのです。
電話やメールでの追客方法が、成約につながらないとお悩みの不動産会社におすすめのサービスです。
2.自動電話接続サービスでアポイント数を最大化できる「LeadCloud(リードクラウド)」
株式会社じげんが提供している「LeadCloud(リードクラウド)」は、顧客に対し自動で電話接続するサービスです。
顧客に対して手動で1件ずつ電話する手間が省けるため、業務効率向上が期待できるのです。
また自動録音・議事録作成機能により、トーク内容の共有も可能。
従業員の電話応対レベルの個人差も解消も期待できるため、通話品質の担保にもつながりますよ。
電話営業の生産性に悩んでいる不動産会社におすすめです。
出典:株式会社じげん「LeadCloud(リードクラウド)」
3.AIを活用し不動産仲介業務の煩雑なやりとりを効率化できる「Facilo(ファシロ)」
株式会社Faciloは、不動産仲介業務の顧客とのコミュニケーションを一元化できるクラウドツールを提供しています。
顧客に対して、物件を提案する際の
- 物件情報の検索
- 物件資料の帯替え
- 図面編集
- メール作成
などの自動化機能があるため、営業事務が効率化できるのです。
提案した物件情報は、周辺の施設情報までクラウドのマイページ上にまとめられるため、多くの情報が1度で確認できます。
また通知機能があり、連絡した物件情報を顧客が確認しているかが把握できるほかにも、過去のやりとりまで見える化が可能。
営業担当の負担軽減や、顧客とのコミュニケーションを見える化したいと考えている不動産会社におすすめです。
4.不動産ポータルサイトへ効率よく物件掲載できる「入力速いもん」
(株)iimonが提供している「入力速いもん」は、不動産ポータルサイトなどへの物件情報入力を効率化できるツールです。
物件情報の登録作業が最短2クリックで完結できるため、煩雑な登録作業を効率化できます。
ハウスコム株式会社の2023年の調査によると、賃貸物件への引越しを検討している多くの方が、スーモなどの「不動産ポータルサイト」から情報を得ています(※1)。

画像出典:ハウスコム株式会社[2023年度部屋選びに関する調査」
不動産ポータルサイトへ多くの物件を掲載できれば、引越しを検討している見込み客への効果的な営業活動になるでしょう。
不動産ポータルサイトへの登録作業の負担や、掲載枠数を使いきれないなどの悩みをもっている不動産会社におすすめです。
(※1)出典:ハウスコム株式会社[2023年度部屋選びに関する調査」
5.反響来店率向上が期待できる顧客管理システム「ノマドクラウド」
イタンジ株式会社が提供している「ノマドクラウド」は、追客業務を自動化・効率化できる顧客管理システムです。
反響があれば、即時に取込み・通知されるため、対応漏れが防げると同時に、顧客の検索条件に合わせて物件提案や追客メールが自動で送付されます。
クラウド上に顧客のマイページが作成され、営業担当はメールの開封履歴や閲覧している時間帯などを確認できます。
連絡する際に効果的な時間帯が把握できるため、営業効率の向上が期待できるのです。
一度得た反響を必ず来店につなげたいと考えている不動産会社には、おすすめのサービスです。
不動産営業ツール選びで失敗しないための3つのポイント

不動産営業ツールは、むやみに導入しても大きな成果は得られません。
導入前に不動産営業ツール選びで失敗しないためのポイントとして、以下の3点を確認しておきましょう。
- 自社の業態と業務に合わせた機能があるか
- 価格だけでなく総合的な価値で選ぶ
- 現場での使いやすさ
順番に解説していきます。
ポイント1:自社の業態と業務に合わせた機能があるか
不動産営業ツールは賃貸向けと売買向けで機能が大きく異なるため、自社の業態に適したツールを選びましょう。
たとえば、賃貸仲介が中心の会社では物件登録作業や競合分析などが必要ですが、売買仲介では物件資料作成や物件情報の確認作業が欠かせません。
いま利用している広告媒体からの反響取込み機能や、既存のツールとの連携ができるかも確認しましょう。
たとえば、スーモやホームズなどの不動産ポータルサイトとの連携範囲はツールごとに異なるため、事前の確認が重要です。
さらに将来的な事業拡大も視野に入れて、拡張性やカスタマイズ性も考慮する必要があります。
自社の業務フローを洗い出してからツールを選定すると、失敗のリスクを減らせるでしょう。
ポイント2:価格だけでなく総合的な価値で選ぶ
安価なツールはたしかに魅力的ですが、価格だけを重視した選び方は危険だといえるでしょう。
初期費用が安くても、あとで修正や追加開発が必要になり、費用がかさむケースもあるためです。
コストパフォーマンスを考える際は、
- 機能の充実度
- サポート体制
- 将来性
なども含めて総合的に評価することが重要です。
また不動産営業ツールの導入には、初期費用だけでなく運用コストや維持費用も発生します。
月額料金が安くても、必要な機能を追加するたびに費用がかかるシステムも。
さらに使いにくいツールを選んでしまうと、従業員の作業効率が下がり、結果的に人件費の増加につながるリスクもあります。
長期的な視点で費用対効果を検討して、自社にとって価値のあるツールを見極めましょう。
ポイント3:現場での使いやすさ
不動産営業ツールの導入で効果をあげるには、少ない手順で作業が完結できる必要な機能だけ導入できるツールを選ぶことが重要です。
操作が複雑すぎると、営業先などで容易に操作できないため、不便に感じるでしょう。
また不要な機能が多すぎると、費用も嵩んでしまい費用対効果が低くなります。
営業ツールを活用する場面は、社内・社外先など多くの場面が想定されますので、最小限の機能を直感的に操作できるものがおすすめです。
営業力の底上げが期待できる!不動産業務効率化ツール「速いもんシリーズ」

「速いもんシリーズ」とは、不動産業務の効率化に特化したツールです。
たとえば不動産ポータルサイトへの物件登録作業は、通常1件あたり20分程度かかりますが、「入力速いもん」を使用すれば1件あたり5分程度で完結します。

また「変換速いもん」は、最短1クリックで物件情報をPDF・URL化できるため、顧客とのコミュニケーションを円滑にする営業ツールとしてもおすすめです。

さらに豊富なラインナップから好きなサービスを自由に組み合わせられる自由度の高さも魅力。
必要最小限の費用で多くの成果が見込めるため、業務効率化ツールの導入を検討しているが、ランニングコストを抑えたい人におすすめです。
「速いもんシリーズ」の各サービスや特徴を以下の表にまとめました。
サービス名 | 特徴 |
不動産ポータルサイトへの入力作業を効率化 | |
賃貸物件の新着・更新情報の洗い出しを効率化 | |
ライバル会社の掲載状況を自動分析 | |
物件情報を1クリックでPDF・URL化 | |
賃貸物件情報の元付会社を簡単に特定 | |
売買・賃貸物件の募集状況をまとめて確認 | |
見積書をワンクリックで瞬時に作成 | |
1サイトで複数サイトの物件検索が可能 | |
複数サイトの物件検索が同時にできる | |
入力間違い╱他社募集╱条件判定を1クリックで判定 |
今ならお得な「不動産開業パック」も展開していますので、ぜひ確認してみてください。
【導入事例】業務効率化により、手厚い顧客対応へ専念できる環境づくりが可能となった株式会社ROOTS
「入力速いもん」を導入し、不動産ポータルサイトへの物件登録の作業時間が大幅に削減できた好事例です。
業務効率化により空いた時間を営業業務に費やせるようになり、顧客対応へ専念できる環境づくりに成功しています。
接客や追客などの顧客対応に、今後注力していきたいと考えている不動産会社は、必見の内容です。
【お客様の声】
- 営業担当の従業員が不動産ポールサイトへの物件登録作業をしており、営業に専念できない環境に悩んでいた
- 導入後は、不動産ポータルサイトへの登録作業工数が大幅に削減できた
- 空いた時間を資料準備や顧客とのコミュニケーションに費やせるようになり、業務品質の向上につながった
- 不動産業務のメインである顧客対応に専念できる環境がつくれたことで、迅速な顧客対応ができるようになった
まとめ
不動産業で多くの反響などを獲得するためにおすすめの営業ツールとして、
- 反響があった顧客へ長期追客できる「SMSハンター」
- 自動電話接続サービスでアポイント数を最大化できる「LeadCloud(リードクラウド)」
- AIを活用し不動産仲介業務の煩雑なやりとりを効率化できる「Facilo(ファシロ)」
- 不動産ポータルサイトへ効率よく物件掲載できる「入力速いもん」
- 反響来店率向上が期待できる顧客管理システム「ノマドクラウド」
を紹介しました。
不動産営業の業務は、顧客とのコミュニケーションや煩雑な事務など、負担が大きくなりがちです。
営業ツールを活用して業務効率化ができれば、空いた時間で本来の顧客対応に注力できるため、成約率向上が期待できます。
おすすめは、不動産業務を最短1~2クリックで完了できる業務効率化ツール「速いもんシリーズ」。
たとえば「入力速いもん」を使えば、不動産ポータルサイトへの物件登録作業が最短2クリックで完結できるため、作業効率が向上し多くの物件を登録できます。
日々の不動産業務を効率化し、接客や追客などの顧客対応を手厚くできれば、社内全体の営業力向上が期待できますよ。
今回紹介した不動産営業ツールで業務効率化に取り組み、安定した反響・成約を獲得していきましょう。

iimon 編集部