【2025年】今注目の北海道の不動産管理会社ランキング5選

更新日:2025.08.24

独立開業

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「北海道で不動産管理会社を立ち上げたい」

「地域で注目される管理会社にはどんな特徴があるのだろうか」

「参考にすべき会社の戦略を知りたい」

上記のように悩んでいるのではないでしょうか。

不動産管理業で独立を目指すなら、地域で実績を上げている会社の成功要因を把握したいところです。

成功している会社には特徴があり、その要素を理解することで独立後の事業戦略の参考になるでしょう。

そこでこの記事では「今注目の北海道の不動産管理会社」を5選紹介。

この記事を読むと、北海道で成功している不動産管理会社の戦略がわかり、あなたの独立開業に活かせるヒントが得られますよ。

【管理戸数順】今注目の北海道の不動産管理会社ランキング5選

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北海道内に本社を置く不動産管理会社を、管理戸数が多い順で一覧にしました(※自社調べ、2025年8月現在)。

ランキング

会社名

全国管理戸数

1位

株式会社常口アトム

5万7,344戸

2位

株式会社ビッグ

2万2,000戸

3位

株式会社三光不動産

1万2,500戸

4位

株式会社タカラ

1万2,300戸以上

5位

株式会社コムズ

8,746戸

順番に詳しく見ていきましょう。

1位:株式会社常口アトム

株式会社常口アトム

(画像出典:株式会社常口アトム

管理戸数

5万7,344戸

所在地

〒060-0002 

北海道札幌市中央区北2条西3丁目1番地12 敷島ビル3F

公式HP

https://www.jogatom.co.jp/

株式会社常口アトムは1992年設立で、北海道を中心に活躍している地域最大手の総合不動産会社です。

同社のおもな特徴は以下のとおり。

  • 賃貸仲介件数北海道1位、全国8位の圧倒的な実績(※1)
  • 道内の各拠点で1,000〜5,000戸を管理(※2)
  • オリコン顧客満足度ランキング賃貸情報店舗北海道第1位を4年連続9度目獲得(※3)

常口アトムの独自の強みは、「個人競技から団体競技への経営転換」による組織力強化です。

歩合制廃止から10年を機に人事制度を大幅改革し、業績考課から人事考課に変更することで組織の安定化を実現しました。(※2)

さらに2022年1月には本社にオーナー開拓専門部署を新設し、札幌市内約2300人のオーナーとの関係性強化を図っています。(※2)

くわえて2023年11月からは、全戸一括型インターネットサービス「JOGFreeWi-Fi」の提供を開始し、管理物件の付加価値向上に注力しています。(※4)

また2025年5月にはJALと二地域居住推進の業務協定を締結するなど、北海道という地域特性を活かした新たなビジネスモデルの構築にも積極的です。

地方不動産会社でありながら、全国トップクラスの規模と革新的な経営手法を併せ持つ同社の戦略は、地域密着型企業の成長モデルとして参考になるでしょう。

(※1)出典:全国賃貸住宅新聞(2024年1月1日付)

(※2)出典:全国賃貸住宅新聞(2024年1月3日付)

(※3)出典:マイナビ2026

(※4)出典:全国賃貸住宅新聞(2023年11月30日付)

2位:株式会社ビッグ

株式会社ビッグ

(画像出典:株式会社ビッグ

管理戸数

2万2,000戸

所在地

〒064-0804

北海道札幌市中央区南4条西7丁目6番地

公式HP

https://www.big-gr.jp/

株式会社ビッグは1987年創業の、札幌市に本社を構える総合不動産会社です。

同社のおもな特徴は、以下のとおりです。

  • 自社で不動産情報検索システム「けんさくん」を開発
  • 顧客満足重視の接客スタイルで「人間力」を重視
  • IT重説やオンライン部屋探しなど先進的デジタルサービスの提供

株式会社ビッグの強みは、自社で開発した不動産情報検索システム「けんさくん」を核としたIT戦略です。

このシステムは「札幌市内のお部屋探しになくてはならない存在」として約200店舗に導入されています。(※5)

さらに2020年には、札幌初の自社開発顔認証システム付きマンションを竣工しました。

また顧客満足度向上のため「売上重視ではなくお客様の高い満足度を追求する」という理念のもと、業界の慣習を覆す接客を推進しています。

同社は「情報を売る不動産会社」として自社システムを外販することで、収益の多角化を実現し、全国展開を目指しながら地域密着の強みも維持しています。

またオンライン完結型サービスとリアル店舗での丁寧な接客を両立させ、デジタル化の波に乗りながらも人的サービスの価値を高めている戦略は、参考になるでしょう。

(※5)出典:リクナビ2026

3位:株式会社三光不動産

株式会社三光不動産

(画像出典:株式会社三光不動産

管理戸数

1万2,500戸

所在地

〒065-0026

北海道札幌市東区北26条東14丁目1番45号

公式HP

https://www.apaman-sanko.jp/

株式会社三光不動産は2004年創業で、札幌市を拠点とする総合不動産会社です。

2025年2月に20周年を機に新築本社への移転とリブランディングを実施し、第二創業期として新たなスタートを切りました。(※6)

同社のおもな特徴は、以下のとおりです。

  • 入居率95%超、満室率70%超を常時維持(※7)
  • 北海道を代表する企業100選に選出されるなど、地域を活性化する優良企業として活躍
  • 駐車場オンライン契約サービス「Park Direct」を北海道で初導入(※8)

また約10ページにわたるオーナー新聞で市況情報や成約事例を発信し、オーナーとの信頼関係構築に注力している点も特筆すべき点です。

専門分野への分社化により各事業の競争力を高めながら、グループ全体での相乗効果を実現する戦略は、これから開業する人の参考になるでしょう。

(※6)出典:Made in local

(※7)出典:PR TIMES(2023年9月付)

(※8)出典:PR TIMES(2022年12月付)

4位:株式会社タカラ

株式会社タカラ

(画像出典:株式会社タカラ

管理戸数

1万2,300戸以上

所在地

〒060-0061

北海道札幌市中央区南1条西10丁目4番地

公式HP

https://e-takara.co.jp/

株式会社タカラは1983年創業の、札幌市中央区に本社を構える地域密着型企業です。

入居率96.5%と家賃回収率99.7%を誇り、札幌エリアでトップクラスの実績をもつ賃貸管理会社として40年以上の信頼を築いています。

同社のおもな特徴は、以下のとおりです。

  • 強いネットワークによる集客力
  • 空室対策専門部署と督促専門部署の設置による業務の専門化
  • 入居者専用コールセンターや24時間管理サポートなど充実したアフターサービス

株式会社タカラの強みは「空室は許さない」という経営姿勢のもと構築された空室対策システムです。

退去連絡と同時に、

  • Webサイトでの募集開始
  • 仲介業者専用サイトの運営
  • 独自キャンペーンの実施
  • 長期空室への定期巡回

などを組み合わせて、札幌市平均83%を大幅に上回る96.5%の入居率を維持しています。

さらに全室仲介手数料不要というサービスで入居者の初期負担を軽減し、競合との差別化を図っています。

他社の不動産経営者が見習うべきポイントは、専門部署による分業制と地域ネットワークの活用です。

同社は創業当初の売買中心から、オーナーの困りごと解決を目的とした賃貸管理業への業態転換を図り、現在では管理から売却まで一貫したサービスを提供しています。

また仲介業者との密接な関係構築で、オーナー同士を繋げる早期売買の実現など、管理会社だからこそできる付加価値の高いサービスを展開している点も特徴的です。

5位:株式会社コムズ

コムズ

(画像出典:株式会社コムズ

管理戸数

8,746戸

所在地

〒063-0005

北海道札幌市西区山の手5条1丁目1番23号

公式HP

https://www.comscoltd.com/

株式会社コムズは2005年の設立で、札幌市西区に本社がある総合不動産会社です。

同社のおもな特徴は、以下のとおりです。

  • マンション投資企画からアフターフォローまでの一貫したサービス
  • 入居率98.72%、家賃回収率99.9%以上とトップクラスの実績
  • プライバシーマーク取得による個人情報保護の徹底と信頼性の確保

さらに月2回の定期巡回による物件管理や個人別空室日数・空室率の管理を行い、リフォーム・修繕は自社で対応することで、品質とコストの両面で強みをもっています。

テレビCM放映やWebマーケティングで地域での認知度向上を図り、2025年7月には「北海道・東北エリア賃貸住宅に強い建築会社第5位」に選ばれるなど業界での評価も高まっています。

まとめ:今注目の北海道の不動産管理会社に選ばれる「速いもんシリーズ」

北海道では高い入居率を維持するため、

  • IT化による業務効率化
  • 専門部署の設置
  • オーナーとの関係構築

などに、力を入れている不動産管理会社が注目されています。

空室対策や家賃回収、物件管理など多岐にわたる業務を同時進行で行う必要があるため、効率的なシステム運用が成功の鍵となるでしょう。

そこで注目されているのが(株)iimonの「速いもんシリーズ」。

速いもんシリーズとは、不動産業務のさまざまな場面で活用できる業務効率化ツールで、以下10種類のサービスを展開しています。

サービス名

特徴

入力速いもん

不動産ポータルサイトへの入力作業を効率化

物出速いもん

賃貸物件の新着・更新情報の洗い出しを効率化

分析速いもん

ライバル会社の掲載状況を自動分析

変換速いもん

物件情報を1クリックでPDF・URL化

物元速いもん

賃貸物件情報の元付会社を簡単に特定

物確速いもん

賃貸・売買物件の募集状況をまとめて確認

検索速いもん

1サイトで複数サイトの物件検索が可能

見積速いもん

見積書をワンクリックで瞬時に作成

判定速いもん

入力間違い╱他社募集╱条件判定を1クリックで判定

物上速いもん

一般媒介物件を自動で抽出しリストを瞬時に作成

たとえば「入力速いもん」であれば、時間や労力のかかる不動産ポータルサイトへの物件登録作業が、たった「2クリック」で完了します。

操作は、

  • 業者間流通サイトの物件情報を「1クリック」で保存
  • 物件入力画面へ「1クリック」で反映

するだけです。

あなたも「速いもんシリーズ」を活用して、北海道No.1の不動産管理会社を目指しましょう。

▼不動産管理におすすめのDX化ツールについて詳しい記事はこちら

https://iimon.co.jp/column/real-estate-management-dx

▼北海道で勢いのある不動産会社ランキングはこちら

https://iimon.co.jp/column/hokkaidou-real-estate-ranking

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iimon 編集部

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