「反響メールの返信率が低くて困っている…」
「効果的な追客メールの書き方がわからない」
「反響メールからの成約率をもっと上げたい」
上記のように悩んでいるのではないでしょうか。
不動産業では反響メールの質が成約率に直結するため、改善したいと思っていても、具体的な方法がわからず苦労しますよね。
反響メールの効果を高めるには、適切なテンプレートの活用と一般的な失敗パターンの回避が重要です。
そこでこの記事では、おもに以下の内容を解説していきます。
- 【状況別】不動産反響メールテンプレート3選
- 反響メールが返信されない失敗パターン3つ
- 反響対応の質を高めるためのツール紹介
この記事を読むと、反響メールの返信率が高まり、成約につなげられるようになりますよ。
目次
【状況別】不動産の反響メールテンプレート3選

ここでは、以下3つの状況で使える反響メールのテンプレートを紹介します。
- 初回問い合わせの返信
- 追客メール
- 内見後のフォローアップメール
順番に見ていきましょう。
テンプレート1:初回問い合わせへの返信
初回問い合わせへの返信メールは、顧客の立場に立った丁寧な対応と必要な情報提供がポイントです。
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〇〇様
この度は〇〇区の物件についてお問い合わせいただき、誠にありがとうございました。
〇〇様を担当させていただきます株式会社〇〇の〇〇と申します。
お問い合わせいただきました物件の詳細資料を添付いたしましたので、ぜひご確認ください。
当社では迅速な対応を心がけ、顧客のご要望に合わせた物件情報をご提供しております。
ご希望の条件をよりくわしくお聞かせいただければ、〇〇様のニーズに合った物件をさらに絞り込んでご紹介可能です。
周辺環境や交通アクセスなど、公開情報以外の現地ならではの情報もお伝えできますので、お気軽にご質問ください。
ご検討を進める上でのご不明点やご不安な点があれば、いつでもご連絡いただけると幸いです。
物件の内見をご希望の場合は、ご都合のよい日時をお知らせください。
〇〇(社名) 〇〇(自身の氏名)
TEL: 03-XXXX-XXXX
Email: 〇〇@〇〇
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テンプレート2:追客メール(初回返信後)
初回返信後の追客メールは、顧客の関心を維持しながら次のアクションを促すことがポイントです。
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〇〇様
株式会社〇〇の〇〇です。
先日は〇〇区の物件についてお問い合わせいただき、ありがとうございました。
先日お送りした物件資料は、ご覧いただけましたでしょうか。
当社では、〇〇様のご希望に沿った新着物件情報も随時更新しております。
今週新たに登録された物件のなかに、田中様のご希望条件に合う魅力的な物件がございましたので、資料を添付させていただきました。
物件選びで重視されるポイントや疑問点など、どんな些細なことでもご相談いただければと存じます。
効率的な物件探しのためのアドバイスもご提供できますので、お気軽にご連絡ください。
内見をご希望の場合は、下記の日程候補からお選びいただけますと幸いです。
- 〇月〇日(〇)〇〇:〇〇~〇〇:〇〇
- 〇月〇日(〇)〇〇:〇〇~〇〇:〇〇
- 〇月〇日(〇)〇〇:〇〇~〇〇:〇〇
〇〇(社名) 〇〇(自身の氏名)
TEL: 03-XXXX-XXXX
Email: 〇〇@〇〇
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テンプレート3:内見後のフォローアップメール
内見後のフォローアップメールは、顧客の質問に対する具体的な回答を提供しながら、次のステップへ自然に誘導することがポイントです。
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〇〇様
本日は〇〇区の物件をご内見いただき、誠にありがとうございました。
株式会社〇〇の〇〇です。
内見された物件の印象はいかがでしたでしょうか。
本日のご内見で〇〇様からいただいた「リビングの日当たり」「収納スペース」についてのご質問について、くわしく調査いたしました。
リビングは9時から14時まで日光が入り、とくに冬場でも暖かい空間を保てる構造になっています。
収納については、リビング横のウォークインクローゼットにくわえ、廊下部分に追加の収納棚を設置も可能です。
ご決断を急かすつもりはございませんが、同様の物件は市場で人気が高く、早期に決断される方が多い傾向にあります。
〇〇様のスケジュールに合わせて、契約までの流れや初期費用のお見積りなど、必要な情報をご提供いたします。
お気軽にお申し付けくださいませ。
〇〇(社名) 〇〇(自身の氏名)
TEL: 03-XXXX-XXXX
Email: 〇〇@〇〇
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不動産の反響メールに返信がこない!3つの失敗パターン

反響メールに返信がこない失敗パターンとしては、おもに以下の3つがあげられます。
- 初期対応が遅い
- 一般的すぎるテンプレートの使用
- 物件情報だけを提供している
順番に見ていきましょう。
失敗パターン1:初期対応が遅い
顧客からの問い合わせに対する返信スピードは、成約率に直結する重要な要素です。
最初の返信が遅れると、顧客は「対応が遅い会社」という印象をもってしまい、その間に他社へ流れるケースがあります。
多くの顧客は複数の不動産会社に同時に問い合わせを行うため、初動の速さが競合との差別化になるのです。
また顧客の物件への関心は時間の経過とともに薄れていく傾向があるため、問い合わせ直後が、もっとも反応率が高いタイミングといえるでしょう。
失敗パターン2:一般的すぎるテンプレートの使用
多くの不動産会社は業務効率化のためにテンプレートメールを活用していますが、あまりに定型的な内容だと「大量送信のひとつ」として埋もれてしまう危険性があります。
顧客の名前や希望条件への言及がないメールでは、個別の関心をもってもらえず、返信をもらえなくなる可能性があるのです。
効果的な返信メールには、顧客のプロフィールやニーズに合わせたカスタマイズを行うとよいでしょう。
またメールのタイトルが魅力的でないと開封すらされない可能性もあるため、目を引く件名設定も重要なポイントになります。
さらにメール内に、送信者の簡単なプロフィール情報を入れると安心感が生まれ、返信してもらいやすくなるケースも。
失敗パターン3:物件情報だけを提供している
物件の基本情報だけを羅列して、顧客の立場に立った提案ができていない点も失敗パターンにあてはまります。
顧客が求めているのは単なる情報ではなく、「なぜその物件が自分に合っているのか」という価値提案なのです。
「自分に合わせた提案だ」と感じるメールは、返信してもらいやすくなります。
実際にアットホーム株式会社が行った調査によると、物件情報以外にあったら嬉しい情報として、
- 物件や土地価格の相場情報
- 初期費用
- 治安情報災害リスク・避難場所
があげられています(※1)。
たとえば「駅から徒歩5分」という情報だけでなく「お子様の通学に便利で、雨の日も濡れずに帰宅できます」といった生活イメージを伝えると効果的でしょう。
またメールには質問を盛り込むことで、返信のハードルを下げられます。
(※1)出典:アットホーム株式会社「物件購入・賃貸契約時に「不動産会社に求めること」に関する意識調査」
反響メールの質を高めるなら「変換速いもん」

反響メールの初期対応が遅れると、見込み客は他社へ流れてしまいます。
「変換速いもん」は、反響メールの課題を解決する画期的なツールです。
一般的なテンプレートだけでは顧客の心を掴めません。
しかし「変換速いもん」なら、室内写真や周辺地図などの詳細情報も1クリックでPDF化&URL化でき、手間を削減しながら、魅力的な物件提案メールの作成が可能に。

複数物件をまとめて送信できる機能も搭載し、顧客ニーズに合わせた幅広い提案ができます。
またスマホ対応デザインで見やすく、ユーザーファーストです。
ほかにも(株)iimonが提供している「速いもんシリーズ」には、物件入力から追客まで、不動産業務全般を効率化できるツールがあります。
サービス名 | 特徴 |
不動産ポータルサイトへの入力作業を効率化 | |
賃貸物件の新着・更新情報の洗い出しを効率化 | |
ライバル会社の掲載状況を自動分析 | |
物件情報を1クリックでPDF・URL化 | |
賃貸物件情報の元付会社を簡単に特定 | |
売買・賃貸物件の募集状況をまとめて確認 | |
1サイトで複数サイトの物件検索が可能 | |
見積書をワンクリックで瞬時に作成 | |
入力間違い╱他社募集╱条件判定を1クリックで判定 |
必要なサービスだけを組み合わせて使えるので、コスパもよいのがポイントです。
成約獲得に速いもんシリーズをうまく活用するコツはこちら!
【導入事例】「変換速いもん」導入で反響メールの返信率・内見数UP
ここからは実際に変換速いもんを導入して、成果をあげた企業を見ていきましょう。
おもに京王線の賃貸マンション・アパートを扱う「株式会社ファーストキー」では、以下のような悩みを抱えていました。
- メールの返信率が落ちていた
- 追客業務に時間がかかり、対応数にも限界を感じていた
- 時間をかけても追客の精度を上げることがむずかしかった
そこで変換速いもんの導入をしたところ、以下のような成果を得られました。
- すぐに返信率があがり、内見数も増えた!
- これまでの倍の追客ができて、時間も削減!
- 簡単に精度の高い情報をつくれるようになった!
「文句のつけようのないサービスです」との声も。
まとめ
不動産の反響メールは顧客との最初の接点であり、成約率を左右する重要な要素です。
効果的な反響メールには、以下の3つのポイントがあります。
ポイント | 詳細 |
初期対応の迅速さ | 問い合わせ直後が反応率が高いタイミング |
価値提案 | 単なる物件情報ではなく、生活イメージを伝える |
メール内容のカスタマイズ | 顧客のニーズに合わせた内容で差別化 |
多くの不動産会社が陥りがちな失敗パターンは、以下の3点。
- 対応の遅れ
- 一般的すぎるテンプレート
- 物件情報だけの提供
これらを改善するには「速いもんシリーズ」などのツールを活用した、業務効率化が効果的です。
とくに「変換速いもん」を導入した企業では、メール返信率の向上や内見数の増加など、具体的な成果が報告されています。
日々の反響対応を見直し、適切なテンプレートと効率化ツールを組み合わせて、成約率アップにつなげましょう。

iimon 編集部