「不動産業で独立したい」「でも独立はむずかしいのだろうか」「独立したあとに失敗したらどうしよう」と悩んでいませんか。
不動産業での独立自体のハードルは低いといえるでしょう。
しかし一番の問題は、独立後に経営を続けていくこと です。
この記事では、おもに以下の内容を解説していきます。
- 不動産業で独立がむずかしいといわれる3つの理由
- 不動産業で独立する前に確認すべき3つのポイント
- 不動産業の独立で成功するコツ
この記事を読むと、あなたが不動産業で独立できるのか判断できるようになりますよ。
目次
不動産業で独立するのはむずかしい?企業の廃業率は3%
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結論として不動産業の独立自体はむずかしくないですが、開業後の経営継続が勝負だといえます。
実際に内閣官房が令和5年に公表した資料によると、日本企業の廃業率は約3%であり(※1)、また一般財団法人 不動産適正取引推進機構によると、不動産業界としての廃業率も約3%でした(※2)。
つまり不動産業界の廃業率は、日本企業全体の平均廃業率と同等であり、不動産業で経営を続けていくことは簡単とはいえないのです。
https://iimon.co.jp/column/real-estate-Opening-of-business-failure
出典
(※1)内閣官房 新しい資本主義実現本部事務局「基礎資料(令和5年4月)」
(※2)一般財団法人 不動産適正取引推進機構「令和4年度末宅建業者と宅地建物取引士の統計について」
不動産業で独立がむずかしいといわれる3つの理由
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不動産業での独立がむずかしい理由は、大きく以下の3点です。
- 売上が安定しないから
- 集客がむずかしいから
- 業務量が多いから
株式会社テナントショップが行った調査によると、新規開業の不動産会社経営者が開業してから現在までに悩んでいることや改善したいことは、上記3点がトップでした。
順番に内容を見ていきましょう。
(※3)出典:PR TIMES「不動産会社の集客に関する調査」
理由1:売上が安定しないから
不動産業では1度の契約で得られる客単価は高い傾向ですが、毎月の売上に波があるため収益が安定しません。
とくに6〜8月は転勤や入学などに伴う新居探しが落ち着く時期であり、売上が落ちやすい傾向にあるため注意が必要です(※4)。
売上が上がらない時期に耐えられるように、資金計画を組む必要があるといえるでしょう。
(※4)出典:URくらしのカレッジ「引っ越すタイミングにおすすめの時期。発生する費用や手続きとは」
理由2:集客がむずかしいから
顧客が物件を選ぶ際は、知名度も気にする傾向があります。
しかし独立直後はブランドイメージがない状態から経営が始まるため、集客がむずかしいといえるでしょう。
売上が上がるまでに時間がかかることを想定しておく必要があります。
理由3:業務量が多いから
不動産業は顧客の対応や物件の確認など、幅広い種類の業務と量をこなす必要があります。
顧客の要望にあわせて、就業時間外に接客をするケースもあるのです。
実際、株式会社パーソル総合研究所が業種別の月平均残業時間について調査を行ったところ、不動産業におけるランキングは「14業界中5位」でした(※5)。
また不動産業における月30時間以上の残業割合は「31.8%」であり、平均残業時間より「4.7%」多かったのです(※6)。
(※5、6)出典:パーソル総合研究所「パーソル総合研究所×東京大学 中原淳准教授 「希望の残業学プロジェクト」会社員6,000人を対象とした残業実態調査の結果を発表」
不動産業で独立する前に確認すべき3つのポイント
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不動産業での独立を踏み出す前に、確認しておくべきポイントは3つあります。
- 独立資金
- フランチャイズへの加盟を検討
- 業務効率化ツールの導入を検討
順番に内容を解説していきます。
ポイント1:独立資金
不動産業で独立する際は「400万〜1,000万円」の資金が必要です。
不動産協会への加入有無で必要資金が大きく変化します。
ポイント2:フランチャイズへの加盟を検討
不動産で独立開業をしたら、自分の手で、いちから会社を育てたいと考える方も多いでしょう。
しかしブランドイメージや知名度が低い状態からの独立で、売上や収益を伸ばしていくには時間や費用がかかります。
最悪の場合、廃業の選択を迫られるケースもあるのです。
そこで独立の道を断念しないためにも、フランチャイズへの加盟も検討しましょう。
フランチャイズに加盟すると、以下のようなメリットが得られます。
- 独立直後から集客力を高められる
- 経営に関するサポートを受けられる
- 同業者から情報を得られる
フランチャイズ加盟のメリット・デメリットについてより詳しく知りたい場合は、こちらの記事もご参考ください。
https://iimon.co.jp/column/real-estate-franchise
ポイント3:業務効率化ツールの導入を検討
不動産業で独立できたとしても、業務効率が悪ければ売上や利益をあげるのはむずかしいでしょう。
開業直後の業務効率化には(株)iimonが提供している「速いもんシリーズ」がおすすめです。
![速いもんシリーズ](https://images.ctfassets.net/ulo7gkewussq/6sUb80id5d5IFYTAXMy82w/bccaf1cb1be0caa236db8025b3ee03e4/image2.jpg?fm=webp&w=3840&q=75)
速いもんシリーズとは不動産業に特化した業務効率化ツールで、以下7種類のラインアップがあります。
自社にとって必要なものだけを選んで組み合わせられるため、コスパも良いのが特徴です。
サービス名 | 特徴 |
不動産ポータルサイトへの入力作業を効率化 | |
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物件情報を1クリックでPDF・URL化 | |
賃貸物件情報の元付会社を簡単に特定 | |
賃貸物件の募集状況をまとめて確認 | |
見積書をワンクリックで瞬時に作成 |
たとえば「入力速いもん」は
- 業者間流通サイトの物件情報を1クリックで保存
- 物件入力画面へ1クリックで反映
といった具合に最短「2クリック」で物件情報の入力が完了します。
手動による物件情報の入力と比較すると、手間や時間効率の面で大きな違いを感じられるでしょう
また、これから不動産業で独立する人は「不動産開業パック」が利用可能です。
不動産開業パックでは入力速いもんのほかに、ライバル会社の物件掲載状況を確認できる「分析速いもん」も利用できます。
「初期費用0円」で導入できるため、独立したい人はぜひ活用したいサービスです。
「まずは使用感を試したい」という人のために、7日間の無料トライアルも実施しています。
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不動産業を営む株式会社チアエステートでは、物件情報の入力に多大な時間と労力がかかっていました。
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を実現でき、独立開業時の後押しにもなったのです。
導入前の商談では「いままさに必要なサービス」と判断いただき、導入を決めていただきました。
まとめ
不動産業で独立がむずかしいといわれる3つの理由は大きく3つあります。
- 売上が安定しないから
- 集客がむずかしいから
- 業務量が多いから
そこで、不動産業で独立がむずかしいといわれる理由を解消するために検討・確認したいポイントは以下のとおりです。
- 独立資金
- フランチャイズへの加盟を検討
- 業務効率化ツールを検討
とくに業務効率化ツール導入の効果は大きい効果が見込めます。
不動産業で独立をするのであれば、(株)iimonが提供する「速いもんシリーズ」の利用がおすすめです。
むずかしいと言われる不動産業での独立を成功させ、理想の経営や働き方を実現しましょう!
![iimon 編集部](https://images.ctfassets.net/ulo7gkewussq/6dllHg6gZqALIHeKUfRVhr/2743b1282918723d7a1cc3994770a764/______.jpg?w=256&q=75)
iimon 編集部