不動産会社の独立開業を検討する際は、
「今の年収よりも低くなっては困る」
「独立開業後、今より年収アップするほど経営がうまくいくのだろうか?」
など、多くの不安がありますよね。
そこで、不動産会社の独立開業を検討している方向けに、
- 不動産会社を独立開業した後の年収
- 不動産会社の主な収入源
- 不動産の独立開業で年収アップするなら、社長がやるべき3つのこと
- 【成功実例】独立開業後から経営好調!社長たちが導入した不動産ツール
などをご紹介します。
記事の最後には、人的リソースが少ない独立開業後の不動産会社でも、業務効率化・生産性アップを叶える「速いもんシリーズ」もご紹介。
実際に、独立開業して間もなく「速いもんシリーズ」を導入し、現在も安定した経営を実現している不動産会社社長たちのインタビューも掲載しています。
独立開業当時の課題やその打開策、現状の経営状況などがよくわかるため、不動産会社の独立開業を検討している人は必見の内容ですよ。
独立開業したあとに経営が軌道に乗れば、年収アップはもちろんのこと、ワークライフバランスも充実し、理想の人生に近づけるはずです。
ぜひ最後までご覧いただき、不動産の独立開業で成功しましょう。
目次
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不動産会社を独立開業した後の年収は?
就業者の平均年収との比較
令和5年中に倒産した不動産会社は287件
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不動産会社の主な収入源5選
賃貸物件の仲介手数料
賃貸物件の管理手数料
不動産売買の仲介手数料
所有不動産を売買した際の収入
所有不動産の賃料
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不動産の独立開業で年収アップするなら、社長がやるべき3つのこと
1.不動産ポータルサイトへの物件掲載を増やす
2.少人数でも生産性を上げるため、業務を効率化する
3.競合が少ない目玉物件を取り扱う
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【成功実例】独立開業後から経営好調!社長たちが導入した不動産ツールとは
【導入事例】掲載数3倍・生産性2倍で開業時の後押しに
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不動産の独立開業の心強い味方|(株)iimon「速いもんシリーズ」
お得な無料トライアル期間がある「不動産開業パック」
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まとめ
不動産会社を独立開業した後の年収は?
不動産業で独立した後の年収は、会社設立エリアや事業規模、事業内容、従業員数などによって大きく変わるため、一概に正解はありません。
そこで、公益財団法人不動産流通推進センターが公表している「2024不動産業統計集(3月期改訂)」をもとに、資本金1,000万円未満の不動産業者数と売上高から、経営者一人あたりの年収を概算してみました。
令和4年度における資本金1,000万円未満の不動産業者数は、264,791社です。(※1)
また、同年度における資本金1,000万円未満の不動産業者の総売上高は、8兆4745億2千万円です。(※2)
これらの数字をもとに計算すると、1法人あたりの売上は、およそ3,200万円になります。
ただし法人ですので、売上高から人件費やオフィス賃料などの経費や融資の返済などを差し引く必要があります。
経費を多く見積もったとして、結果的に不動産会社を独立開業した後の社長年収は、1,000万円を超えると考えられます。(※あくまでも実数を用いての概算です。)
不動産会社を開業する際に必要な資金については、以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
https://iimon.co.jp/column/real-estate-opening-business-funds
(※1)出典:公益財団法人不動産流通推進センター「2024不動産業統計集(3月期改訂)」③資本金別法人数
(※2)出典:公益財団法人不動産流通推進センター「2024不動産業統計集(3月期改訂)」②不動産業の資本金別売上高
就業者の平均年収との比較
国税庁の調査によると、不動産会社で働く従業員の平均年収は414.7万円となっています。(※3)
不動産業は他業種と比較すると、年収が高い傾向にあるんです。
不動産会社の経営者となると、経営規模や地域によって差はありますが、数千万円から数億円単位の年収も夢ではないでしょう。
(※3)出典:国税庁「令和4年分民間給与実態統計調査」
令和5年中に倒産した不動産会社は287件
不動産業でもお客様からの反響や成約が得られなければ、会社は倒産してしまいます。
公益財団法人不動産流通推進センターによると、令和5年中に倒産した不動産会社は287件です。(※4)
経営が軌道に乗れば高年収を狙えますが、地域の需要や多くの反響を得られなければ売上につながらないため、倒産に追い込まれてしまいます。
不動産業で起業する際の成功率に関して、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
https://iimon.co.jp/column/real-estate-starting-a-business-success-rate
(※4)出典:公益財団法人不動産流通推進センター「2024不動産業統計集(3月期改訂)」⑦倒産件数と負債総額
不動産会社の主な収入源5選
不動産会社の主な収入源には、以下の5つが挙げられます。
- 賃貸物件の仲介手数料
- 賃貸物件の管理手数料
- 不動産売買の仲介手数料
- 所有不動産を売買した際の収入
- 所有不動産の賃料
それぞれ詳しく解説します。
賃貸物件の仲介手数料
多くの不動産会社の収入源の一つが、賃貸物件の仲介手数料です。
賃貸物件の仲介会社は、入居希望者と物件所有者をつなぐ役割を担い、成功報酬として仲介手数料を受け取ります。
貸主と借主の双方から受け取れる仲介手数料の総額は、「1ヶ月分の賃料×1.1倍」と決められています。
業務内容は、物件情報の収集や紹介、内見の手配、契約手続きの補助など多岐にわたりますが、契約が成立しなければ報酬は得られません。
都市部や人気エリアでは、物件の回転が早いため、安定した収入確保が期待できる一方で、競争が激しく、質の高いサービスと豊富な物件情報が求められます。
賃貸物件の管理手数料
賃貸物件の管理手数料は、オーナーの代わりに物件の維持管理や入居者対応などのサービスを行う賃貸住宅管理業によって得られる報酬です。
管理手数料は、月額賃料の5%程度が相場とされています。
例えば、部屋数100室のマンションで家賃10万円の場合、「100室×10万円×5%=50万円」となります。
オーナーとの信頼関係を構築できれば、長期的かつ安定的な収入源の確保が期待できるのです。
賃貸物件の管理に関する詳しい内容は、以下の記事を参考にしてみてください。
https://iimon.co.jp/column/rent-Management-Company-establishment
不動産売買の仲介手数料
不動産売買における仲介手数料も、不動産会社にとって大きな収入源の一つです。
売買契約を締結した際の物件価格に応じて、以下のように段階的に設定されています。
売買金額 | 上限額の計算方法 |
200万円以下 | 売買金額×5%+消費税 |
200万円超〜400万円以下 | (売買金額×4%+2万円)+消費税 |
400万円超 | (売買金額×3%+6万円)+消費税 |
売主と買主の双方から手数料を得られる場合もあり、高額物件の取引では大きな収入が期待できます。
ただし、取引成立までに時間がかかることも多く、市場動向に左右されやすい面もあるため、ほかの収入源と併用する不動産会社も少なくありません。
所有不動産を売買した際の収入
不動産会社のなかには、自ら物件を購入し、付加価値をつけて転売することで利益を得るケースもあります。
これは不動産売買による収入と呼ばれ、大きな利益を生み出す可能性がある一方で、リスクも高い事業モデルです。
古い物件を購入してリノベーションを施し、高値で販売するなどの手法が一般的です。
市場分析力や価値向上のノウハウ、資金力が必要となります。
成功すれば大きな収益につながりますが、市場の変動や予期せぬ問題により損失を被るリスクもあるため、慎重な判断が求められます。
所有不動産の賃料
不動産業者が自社で物件を所有し、それを賃貸することで得る賃料収入も重要な収入源です。
これは長期的かつ安定した収入を見込めるため、経営の安定化に寄与します。
物件の種類は、住居用アパートやマンションから、商業施設、オフィスビルまで多岐にわたります。
立地や建物の質、管理状態によって収益率は変わりますが、長期的な資産形成につながる点が魅力です。
ただし、初期投資や維持管理コストが高額になる場合もあるため、慎重な投資判断と効率的な運営が求められます。
不動産の独立開業で年収アップするなら、社長がやるべき3つのこと
不動産の独立開業で、現在より多くの年収を得るためには、売上や反響数を増やさなければなりません。
社長がやるべきことは、以下の3つです。
- 不動産ポータルサイトへの物件掲載を増やす
- 少人数でも生産性を上げるため、業務を効率化する
- 競合が少ない目玉物件を取り扱う
詳しく解説していきます。
1.不動産ポータルサイトへの物件掲載を増やす
独立開業後の不動産会社が売上をあげるためには、まずは反響数を増やすことが大切です。
多くの反響数を獲得するためには、不動産ポータルサイトへの物件掲載数を増やしましょう。
お部屋差探し中の人が賃貸物件を探す際には、スーモやホームズなどの不動産ポータルサイトを見て選んでいるケースが多いです。(※5)
また、空室状況・家賃や初期費用の変更など、掲載した物件情報を常に最新状態に更新しておくことも重要です。
ライバル他社よりも新しい情報をいち早く掲載しておくことで、多くの反響を獲得することにつながります。
https://iimon.co.jp/column/increase_real_estate_feedback
(※5)出典:PR TIMES|CRITEO株式会社「引越し・新生活に関する意識調査」
2.少人数でも生産性を上げるため、業務を効率化する
不動産会社の独立開業後は、従業員も少なく人手が足りないことが問題になるでしょう。
業務を効率化できれば、少人数でも生産性が上がり、反響や売上につなげやすくなります。
日々の業務フローや非効率な業務体制を見直すことで、限られた人員と業務時間で、多くの成果をあげられますよ。
3.競合が少ない目玉物件を取り扱う
ライバル他社が多い賃貸物件を取り扱っても、反響や売上にはつながりにくいものです。
そのため、独立開業後すぐは、競合が少ない賃貸物件を取り扱うのがおすすめです。
業者間流通サイトや、近隣のライバル他社の取り扱い物件を分析することで、差別化につながる目玉物件を発掘しましょう。
【成功実例】独立開業後から経営好調!社長たちが導入した不動産ツールとは
不動産の独立開業後の資金や従業員が少ない状態でも、
- 物件掲載数・更新頻度の増加
- 反響数の増加
- 人手不足解消
- 業務効率化と負荷軽減
などに成功し、経営を軌道に乗せた不動産会社社長たちの実例が存在します。
社長たちに共通しているのは、不動産ポータルサイトへの
- 物件登録や情報確認
- 他社の掲載物件の分析
- 追客資料の作成
などを大幅に効率化できる(株)iimonの「速いもんシリーズ」を導入したこと。
業務を効率化することで、1人社長+パートスタッフなどの体制でも、追客や接客の質を向上できるため、多くの売上や反響を得られているんです。
さっそく、独立開業後に「速いもんシリーズ」を導入して、経営を軌道に乗せた不動産会社の実例をみていきましょう。
【導入事例】掲載数3倍・生産性2倍で開業時の後押しに
独立開業されて間もない時期に「速いもんシリーズ」を導入された、株式会社チアエステート。
物件登録作業に不慣れな従業員が多い中、「入力速いもん」導入で掲載までのスピードが約3倍にあがり、それに伴い掲載数・反響数も約3倍に増加しました。
業務効率化が叶ったことで、お客様への接客などにかけるリソースが確保できるようになり、生産性は2倍にあがったといいます。
独立開業当時の考えや心境まで包み隠さず語っていただいていますので、新規開業の不動産会社は必見の内容です。
【導入前の課題】
■入力業務について
- 物件をたくさん掲載したくても、入力作業に時間がかかり、理想通りにいかない
- 新人スタッフも多く、入力業務に不慣れで余計に時間がかかっていた
■追客業務について
- 業者間流通サイトの物件情報を顧客に紹介するには基幹システム(コンバーター)に都度登録しないといけない
- ほかの業務との兼ね合いで追客へのリソースが限られていた
【導入後の効果】
■入力業務について
- スピードや掲載数が3倍にアップした
- 1度のレクチャーで理解できるので、サービスの定着率が高い
■追客業務について
- 都度システムに物件を登録する手間が省ける
- 顧客一人あたりの業務効率化ができ、生産性は2倍に上がった
【お客様の声】
当時、開業間もない頃で既存のお客様がいない状態でネットでの集客を主に考えていました。
その為に、まずは多くの物件を掲載したかったのですが、当時のスタッフはそういう作業に不慣れな者が多かったので、一軒の入力作業に時間がかかってしまいます。
そんな中でたまたま(株)iimonの北村さんが飛び込みで来てくれて、話を聞くと今まさに必要なサービスだと判断し、即導入すると決めました。
不動産の独立開業の心強い味方|(株)iimon「速いもんシリーズ」
(株)iimonが提供している「速いもんシリーズ」は、不動産業務の効率化・生産性アップを叶えるサービスです。
「速いもんシリーズ」には、業務範囲ごとに豊富な種類があります。
サービス名 | 特徴 |
不動産ポータルサイトへの入力作業を効率化 | |
賃貸物件の新着・更新情報の洗い出しを効率化 | |
ライバル会社の掲載状況を自動分析 | |
物件情報を1クリックでPDF・URL化 | |
賃貸物件情報の元付会社を簡単に特定 | |
賃貸物件の募集状況をまとめて確認 | |
見積書をワンクリックで瞬時に作成 |
必要な機能を自由に組み合わせることが可能なので、必要最小限のコストで効果を最大限に活かせるのが魅力。
独立開業後すぐで、人員・予算などのリソースに限りがある不動産会社にもおすすめです。
お得な無料トライアル期間がある「不動産開業パック」
(株)iimonの「速いもんシリーズ」には、独立開業後の不動産会社にお得な「不動産開業パック」があります。
初期費用が不要で、今ならお得な無料トライアル期間もあるんです。
不動産開業パックを導入することで、以下のような業務に対応しています。
- 1クリックでの物件入力
- 当日の新着を1クリックで検索
- ポータルサイトの他社競合分析が可能
限られたリソースの中で、多くの反響や成約を得たい・業務効率化を図りたいと考えている方は、お得な期間中にぜひご確認ください。
まとめ
不動産の独立開業後には、自分のペースや裁量で働ける期待と、安定した収入を得られるかの不安がありますよね。
安定した収入を得るためには、多くの反響や売上を獲得しなければなりません。
独立開業直後は、従業員が少ないケースも多いため、いかに効率よく多くの業務を処理できるかが成功の鍵となります。
(株)iimonの「速いもんシリーズ」は、不動産業務の効率化を実現し、生産性アップや多くの反響を得るためのおすすめシステムです。
不動産ポータルサイトへ物件情報を効率よく入力できるほかにも、
- 掲載物件の分析作業
- 新着情報や情報更新物件の洗い出し作業
- 賃貸物件の募集状況の確認作業
などの自動化・効率化が叶うため、他社との差別化を図り、多くの反響数獲得につなげられます。
今ならお得な無料トライアル期間もあるので、自社に合うサービスかどうか確認してみるのがおすすめです。
独立開業後の不動産会社の経営を軌道に乗せるためには、業務効率化・生産性アップが重要です。
(株)iimonの「速いもんシリーズ」導入によって不動産の独立開業を成功させ、年収の大幅アップや、理想のライフスタイルを実現しましょう。
iimon 編集部