「不動産業で役立つ集客ツールはあるのだろうか」「あるなら、どのツールを使えばいいのだろう」と悩んでいませんか。
不動産業でも役立つツールはあり、この記事ではツールを4つに絞って紹介していきます。
またそのなかでも、とくにおすすめできるツールとその理由も解説していきます。
この記事を読むと、不動産業の集客で本当に役立つツールがわかり、売上を伸ばせるようになりますよ。
目次
不動産業で役立つ!集客ツール4選
ここでは、不動産業に役立つ集客ツールを以下の4つに絞って紹介していきます。
- SNS
- ホームページ
- ポスティング(チラシ)
- 不動産ポータルサイト
順番に解説していきます。
ツール1:SNS
LINEやInstagram、X(旧Twitter)などSNSの利用は、不動産業の集客にも効果的だといえます。
その裏付けとして、総務省が令和5年に公表した資料である、主要なSNSにおける年代別の利用率を見てみましょう。
年代 | SNSの種類 | |||||
LINE | TikTok | YouTube | ||||
10代 | 94% | 54% | 11% | 70% | 66% | 96% |
20代 | 99% | 79% | 28% | 73% | 48% | 98% |
30代 | 98% | 56% | 47% | 64% | 27% | 95% |
40代 | 95% | 45% | 38% | 49% | 21% | 89% |
50代 | 94% | 32% | 27% | 41% | 20% | 85% |
60代 | 86% | 21% | 20% | 21% | 12% | 66% |
全年代平均 | 94% | 45% | 30% | 50% | 28% | 87% |
出典:総務省情報通信政策研究所「令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書(令和5年6月)」
上表を見ると、SNSの利用率は高く、どの年代もなにかしらのSNSを利用しているといえるでしょう。
年代別で見ると「LINE」「YouTube」は全年代の利用率が高いとわかります。
「Twitter」「Instagram」も10〜50代と幅広い層に利用されています。
一方で「TikTok」は若い10〜20代の利用が中心です。
上記のデータから、集客でSNSを利用する際は年代別にアプローチすると効果的だといえるでしょう。
具体的には以下のとおりです。
SNSの種類 | 集客に適した客層 |
LINE、YouTube | すべての年代物件 |
Twitter、Instagram | ・10~50代 ・1人暮らし以外 |
TikTok | ・10~20代 ・1人暮らし |
・30~50代 ・1人暮らし以外 |
各SNSの具体的な運用方法を知りたいという人は、下記も参考にしてみてください。
SNSで集客する秘訣がわかりますよ。
https://iimon.co.jp/column/real-estate-sns
ツール2:ホームページ
ホームページでは会社情報、お客様の声などを掲載すると、顧客の信用を得られるため集客につながりやすくなるでしょう。
SEOを施すとより効果的です。
SEOとは「検索エンジン最適化」の略称で、Google検索を行った際にページ上部へコンテンツを表示させる施策をさします。
SEOにはさまざまな施策があり、なかでも「コンテンツ作成」はおもな対策のひとつ。
コンテンツ作成をする際は「キーワード選定」「ユーザーニーズにあわせた内容」などが重要です。
ほかにも「スマホに対応した設定」は必須だといえます。
SEOは無料で行えますが、効果が出るまでに時間がかかり、自社で対策していくのは労力的にむずかしいケースもあるでしょう。
自社での運用がむずかしい場合は、外注も検討するのがおすすめです。
https://iimon.co.jp/column/real-estate-seo
ツール3:ポスティング(チラシ)
オンラインではなく足を使った方法ですが、ポスティングも効果的な集客ツールのひとつです。
不動産のポスティング反響率は「0.01〜0.03%」といわれており、ポスティング全般における反響率「0.1%〜0.3%」に比べると10倍の差があります(※3)(※4)。
しかし、ポスティングならではのメリットもあるのです。
- インターネット未使用者へアプローチ可能
- ターゲットや地域を絞った営業が可能
- 潜在層へアプローチ可能
不動産業でポスティングを利用して集客するには、3つの秘訣があります。
以下の記事を参考にすると、ポスティングで集客できる方法がわかりますよ。
https://iimon.co.jp/column/real-estate-posting-response-rate#section-4
出典:
(※3)日本ポスティングセンター「ポスティングの反響率はどれくらい?業種ごとの目安と計算方法」
(※4)独立行政法人 中小企業基盤整備機構「やりっぱなしにしない。DMのデータ分析のやり方」
ツール4:不動産ポータルサイト
スーモやホームズなど、不動産ポータルサイトの利用は必須だといえます。
実際、アットホーム株式会社が2023年に引越し検討者を対象にアンケート調査を行った結果、不動産ポータルサイトを利用した人は「約70%」にのぼっていたのです(※1)。
SNSの利用は「約7%」ホームページの利用は「約26%」であり、大きな差があるとわかるでしょう(※2)。
ただ不動産ポータルサイトには、スーモやホームズなどさまざまあり、どこを選んだらよいか迷ってしまいますよね。
下記を参考にすると、どこの不動産ポータルサイトを利用すればよいかわかるため、ぜひ確認してみてくださいね。
https://iimon.co.jp/column/real-estate-portal-site-recommendation
出典(※1、2)アットホーム株式会社「オンラインでの住まい探しに関する調査 2023 賃貸編」
不動産業で集客ツールを利用するなら速いもんシリーズ|ポータルサイトと相性抜群
「不動産ポータルサイトの利用率が高いみたいだから、それさえ使っておけば安心だ」と思っていませんか。
たしかに不動産ポータルサイトは集客ツールとして優秀ですが「使うだけ」では、集客しにくいといえるでしょう。
不動産ポータルサイトの利用には、物件情報の入力や最新情報のリサーチ、掲載など作業量が多く、大きな労力が必要です。
そのため、ただ使うだけでは効率が悪く、最新情報に対する素早い対応がもとめられます。
そこで役立つのが(株)iimonが提供している業務効率化ツール「速いもんシリーズ」です。
速いもんシリーズは以下8種類のツールに分けられ、それぞれ役割が異なります。
サービス名 | 特徴 |
不動産ポータルサイトへの入力作業を効率化 | |
賃貸物件の新着・更新情報の洗い出しを効率化 | |
ライバル会社の掲載状況を自動分析 | |
物件情報を1クリックでPDF・URL化 | |
賃貸物件情報の元付会社を簡単に特定 | |
賃貸物件の募集状況をまとめて確認 | |
1サイトで複数サイトの物件検索が可能 | |
見積書をワンクリックで瞬時に作成 |
たとえば「入力速いもん」は、不動産ポータルサイトへの入力作業を大幅に効率化できるツールです。
具体的には
- 業者間流通サイトから物件情報を「1クリック」で保存
- 不動産ポータルサイトへ「1クリック」で反映
と、最短「2クリック」で入力作業が完了するのです。
【導入事例】速いもんシリーズの導入で入力業務は3倍にアップ!
株式会社チアエステートでは以下のような課題がありました。
- 入力作業に時間がかかる
- 物件を数多く掲載したいが、理想どおりにいかない
- 追客へのリソース不足
しかし「入力速いもん」「分析速いもん」を導入した結果…
- 物件情報の掲載数やスピードが3倍にアップ
- 顧客一人あたりの業務効率化ができ、生産性は2倍に
上記のような効果が出るとともに「このサービスはもっと早く知りたかった」とのお声もいただきました。
まとめ
不動産業で役立つ集客ツールは、おもに以下の4点です
集客ツール | 詳細 |
SNS | ・年代別に使い分ける ・LINE、YouTube=全年代 ・Twitter、Instagram=10~50代 ・Facebook=30~50代 ・TikTok=10~20代 |
ホームページ | ・SEOは必須 ・リソースにあわせて外注も検討 |
ポスティング(チラシ) | ・反響率は「0.01〜0.03%」と低め ・インターネット未使用者へアプローチ可能 ・ターゲットや地域を絞った営業が可能 ・潜在層へアプローチ可能 |
不動産ポータルサイト | ・利用者が多いため必須 ・スーモ、ホームズ、アットホームなど |
不動産ポータルサイトを利用する際は、(株)iimonが提供している「速いもんシリーズ」を併用すると、業務効率化が簡単にできて集客力が高まるでしょう。
集客力を上げて、売上を伸ばしていきたいのであれば、速いもんシリーズを検討してみてくださいね。
iimon 編集部