不動産のおすすめ物上げ方法4選!業務に専念できる効率化ツールも紹介

更新日:2025.04.27

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不動産業界において、「物上げ」とは土地や建物を仕入れて売り物件にすることです。

売主が所有している土地や建物を、再販事業者や不動産会社に紹介して売買契約を仲介するため、両手取引を狙えます。

しかし、そもそも売却物件がなければ売上につながりません

具体的な物上げ方法を知り、自社に合うやり方で事業を拡大していきましょう。

この記事では、以下の内容について詳しく解説します。

  • 不動産会社におすすめの物上げ方法4選
  • 不動産の物上げ営業を成功させるコツ
  • 業務を効率化できるおすすめのツール

この記事を読めば、物上げ方法や営業のコツを理解でき、効率良く事業を拡大できますよ

物上げ方法で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

不動産のおすすめ物上げ方法4選!

営業

ここでは、不動産のおすすめ物上げ方法4選を以下の順に紹介します。

  1. チラシやDMを送付する
  2. 知人に紹介してもらう
  3. Webサイトを活用する
  4. イベントや相談会を開催する

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1. チラシやDMを送付する

物上げ方法として古くから行われているのが、チラシやDMを送付する方法です。

特定のエリアや顧客にターゲットを絞り、大量にチラシやDMを配布することで、物件の売却を検討している所有者からの問い合わせを獲得できます。

チラシを効果的に配布するには、エリアや配布タイミングの選定が重要です。

たとえば、築年数が経過したマンションが多いエリアや、不動産取引が活発なエリアを選ぶと良いでしょう。

チラシの内容は、単なる会社紹介ではなく、「無料査定」や「相続相談」など、所有者が関心を持ちやすいサービスを前面に出すと効果的です。

固定資産税の納付時期など、所有者が不動産について考える機会が多い時期を狙うのもひとつの方法です。

過去にやり取りした顧客にDMしたり、見込み客に定期的にアプローチしたりすることで、売却の依頼につながりやすくなるでしょう。

ポスティングの反響率について詳しく知りたい方は、次の記事もあわせてご覧ください。

https://iimon.co.jp/column/real-estate-posting-response-rate

2. 知人に紹介してもらう

知人からの紹介は、信頼性が高く、成約率の高い物上げ方法です。

既存顧客や知人から売却を希望している所有者を紹介してもらうことで、信頼関係を構築しやすくなります。

知人からの紹介を増やすには、日頃から良好な関係を築き、顧客満足度を高めることが重要です。

成約後のアフターフォローを丁寧に行い、感謝の気持ちを伝えることで、次の紹介につながりやすくなります。

また、知人以外にも同業他社や司法書士、税理士などの専門家とのパイプを作っておくのも重要です。

とくに相続案件では、司法書士や税理士から不動産売却の相談を受けることも多いため、日頃から交流を深めておくことがおすすめです。

紹介による物上げは、初期コストがほとんどかからず、信頼性も高いため、積極的に取り組むと良いでしょう

3. Webサイトを活用する

物上げを効率良く行うには、Webサイトの活用が欠かせません。

レインズや不動産ポータルサイト、一括査定サイトなどを活用することで、効率良く売主にアプローチできます

レインズは、不動産会社の業者間流通サイトで、どの物件が売りに出されているかがわかります。

不動産ポータルサイトへの広告出稿は、認知度向上だけでなく、売却の相談につながるケースも多いでしょう。

一括査定サイトは、売却を検討している所有者から問い合わせが入るため、効率良く物件を仕入れられます。

また、自社のホームページを整備したりSNSで発信したりするのも重要です。

不動産売却に関する有益な情報を発信し続けることで、検索エンジンからの流入が増え、物件の仕入れにつながるでしょう。

なお、レインズを物上げに有効活用したい方は、次の記事もあわせてご覧ください。

https://iimon.co.jp/column/rains-raises

4.イベントや相談会を開催する

不動産セミナーや相談会を開催することで、物件を売ろうか悩んでいる方にアプローチできます

「相続対策セミナー」や「不動産投資セミナー」など、所有者が関心を持つテーマでイベントを開催することで、物件の所有者と直接やり取りする機会を作れます。

セミナーでは専門的な知識を提供し、参加者の信頼を獲得することが重要です。

セミナー後に個別相談会を設けることで、具体的に物件の仕入れにつながる可能性も高まります。

また、地域のお祭りやイベントに協賛・参加する方法も、地域住民との接点を増やし、物上げにつながりやすくなります。

地域に根差した活動を通じて、「この地域の不動産売却なら、あの会社に相談しよう」と思ってもらえるような関係性を構築することが大切です。

不動産の物上げ営業のコツ

ポイント

不動産の物上げ営業を行うには、以下のコツを押さえておきましょう。

  • エリアを絞って深堀りする
  • 所有者の悩みに寄り添った提案をする
  • 継続的なフォローアップを行う

それぞれ詳しく解説していきます。

エリアを絞って深堀りする

物上げ営業を成功させるには、エリアを絞って深堀りすることが重要です。

広範囲に活動するよりも、特定のエリアに集中して営業活動を行うことで、地域の特性や物件情報に詳しくなり、所有者からの信頼を得やすくなります。

また、エリアを絞ることで、物件の売買相場も把握しやすくなり、所有者に適切な提案をしやすくなります。

エリア選定の際は、自社の強みを活かせる地域や、今後の発展が見込めるエリアを選ぶことがポイントです。

エリアを絞って継続的に活動し、地域に根差した不動産会社としての地位を確立していくことが大切です。

所有者の悩みに寄り添った提案をする

物上げ営業で成功するには、単に「物件を売ってください」という営業ではなく、所有者の悩みに寄り添った提案をすることが重要です。

たとえば、顧客の状況や目的をヒアリングして、以下のような提案をしてみましょう。

  • 相続で取得した物件の所有者なら相続税対策
  • 遠方に住む所有者なら管理の手間の軽減
  • 空き家の所有者なら維持費の負担軽減

また、不動産売却だけでなく、リフォームや資産運用など、総合的なサービスを提供できる体制を整えておくことも重要です。

所有者の多様なニーズに応えられる体制があると、物上げの機会が広がります。

継続的なフォローアップを行う

物上げ営業では、1度の接触で成約に至るケースは少なく、継続的なフォローアップが重要になります。

定期的な情報提供や市場動向の報告、季節のあいさつなどを通じて、所有者との関係を維持する必要があります。

フォローアップの頻度は、所有者の状況によって調整することが大切です。

売却を積極的に検討している所有者には頻繁に連絡し、将来的に売却を検討している方には、季節のあいさつ程度にしておくなど、所有者の状況に合わせたアプローチが効果的です。

継続的なフォローアップは手間がかかりますが、長期的な視点で見れば、安定した物件の仕入れにつながります

不動産の仲介業務効率化は「速いもんシリーズ」がおすすめ!

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物上げは両手取引を狙え、売上に大きく貢献しますが、多くの時間と労力を要します。

効率的に物上げを行うためには、業務全体の効率化が欠かせません。

(株)iimonが提供する「速いもんシリーズ」は、不動産仲介業務を効率化し、物上げに注力する時間を確保するのに役立ちます

速いもんシリーズには以下のようなサービスがあり、自社が効率化したい業務のみ導入できます。

サービス名

特徴

入力速いもん

不動産ポータルサイトへの入力作業を効率化

物出速いもん

賃貸物件の新着・更新情報の洗い出しを効率化

分析速いもん

ライバル会社の掲載状況を自動分析

変換速いもん

物件情報を1クリックでPDF・URL化

物元速いもん

賃貸物件情報の元付会社を簡単に特定

物確速いもん

賃貸物件の募集状況をまとめて確認

検索速いもん

1サイトで複数サイトの物件検索が可能

見積速いもん

見積書をワンクリックで瞬時に作成

判定速いもん

入力間違い╱他社募集╱条件判定を1クリックで判定

とくに「入力速いもん」は、不動産ポータルサイトへの物件情報の登録作業をわずか2クリックで完了でき、大幅に業務を効率化できます。

速いもんシリーズを活用することで、物上げ業務に注力でき、売上アップが期待できるでしょう。

まとめ

不動産の物上げ方法には、以下のようなものがあります。

  • チラシやDMの送付
  • 知人からの紹介
  • Webサイトの活用
  • イベントや相談会の開催

自社の状況や強みに合わせて、最適な物上げ方法を選ぶことが重要です。

また、物上げ営業を成功させるには、エリアを絞って深堀りし、所有者の悩みに寄り添う提案を行うと良いでしょう。

継続的なフォローアップを行うことで、物上げの機会が広がります。

物上げ業務に注力するには、(株)iimonの「速いもんシリーズ」のような業務効率化ツールの活用もおすすめです。

入力速いもん」や「物出速いもん」などを活用することで、不動産業務を効率化でき、より多くの時間を物上げの営業活動に充てられます。

効率良く物上げ業務に取り組みたい方は、速いもんシリーズの導入をぜひご検討ください。

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iimon 編集部

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