「不動産業でもTwitterは効果的なのだろうか」
「有効なら運用する際のポイントも知りたい」
と考えていませんか。
結論として、不動産業でもTwitterの運用は効果的だといえるでしょう。
ただし戦略なしに運用しても、有効ではありません。
そこで、この記事では以下の内容を解説していきます。
- 不動産業におけるTwitter運用が効果的な理由
- 不動産業でTwitterを使う3つのメリット
- 不動産業でTwitterを運用する際の5つのポイント
この記事を読むと、自社でTwitterを運用するか判断できるようになりますよ。
目次
不動産業におけるTwitter運用が効果的な理由
不動産業でTwitterを運用するのが効果的という裏付けとして、総務省が13歳から69歳までの男女1,500人を対象に行った調査があげられます。
下表のようにX(旧Twitter)の利用率は高く、また年々増加傾向にあるからです。
年代 | 令和4年 Twitter利用率 | 令和5年 Twitter利用率 | 増減率 |
10代 | 54.3% | 65.7% | +11.4% |
20代 | 78.8% | 81.6% | +2.8% |
30代 | 55.5% | 61.0% | +5.5% |
40代 | 44.5% | 47.3% | +2.8% |
50代 | 31.6% | 37.0% | +5.4% |
60代 | 21.0% | 19.6% | -1.4% |
全年代 | 45.3% | 49.0% | +3.7% |
出典:総務省|総務省情報通信政策研究所「令和5年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」令和6年6月
60代以外の全年代でX(旧Twitter)利用率は増加しているため、住まい探しのアプローチには適しているといえるでしょう。
さらにイタンジ株式会社がZ世代(18歳〜26歳)を対象に行った調査によると「約67%」の人が、SNS(Twitter含む)から部屋探しをした経験があると報告されています(※1)。
またZ世代に対して、住みたい街の情報収集法について質問したところ、Twitterを利用した人は「18.0%」いたとも報告されているのです(※2)。
以上のことから、不動産業でTwitterを用いた集客は効果的だといえるでしょう。
(※1,2)出典:イタンジ株式会社「Z世代、約67%がSNSから部屋探し経験あり!Googleマップ・インスタで周辺情報検索もZ世代の部屋探しに関する調査(OHEYAGO調べ)」2023年2⽉24⽇
不動産業でTwitterを使う3つのメリット
Twitterは基本無料で利用できるにもかかわらず、得られるメリットが大きいツールです。
不動産業でTwitterを使うメリットは大きく分けて3つあります。
- リアルタイムに情報発信できる
- 地域に密着した宣伝ができる
- ユーザーとの関係構築ができる
順番に解説していきます。
Twitter以外のSNSによる集客法が知りたいという人は、下記も参考にしてみてくださいね。
https://iimon.co.jp/column/real-estate-sns
メリット1:リアルタイムに情報発信できる
不動産市場の物件情報は常に変化しています。
新着の物件情報や市場動向を素早く発信できると、ユーザーからの信頼性が高まったり、あなたの会社のファンが増えるでしょう。
たとえば物件情報が更新された際に、写真や詳細情報とともに最新の情報を投稿するといった活用方法です。
ただし素早い情報発信ばかりに偏り過ぎて、情報の精度を下げないように注意しましょう。
メリット2:地域に密着した宣伝ができる
Twitterは、地域に根ざした宣伝活動にも効果的です。
たとえば、Twitterの特性を活かして以下のような宣伝ができます。
内容 | 詳細 |
ハッシュタグの活用 | #●●市不動産、#●●町マンションなど、地域名を入れたハッシュタグを使用すると、顕在客に直接アプローチできる |
周辺情報の共有 | 物件周辺の飲食店やスーパーなどの情報共有で、利便性を伝えられる |
地域イベントの告知 | 地域イベントについての投稿で地域の魅力を伝え、潜在顧客の関心を高められる |
上記のような宣伝を行うと、自社のイメージができてブランディングもできるようになるでしょう。
またTwitterを始めとするSNSでは、広告による宣伝も可能です。
くわしく知りたい人は下記を参考にしてみてください。
https://iimon.co.jp/column/real-estate-sns-advertising
メリット3:ユーザーとの関係構築ができる
ユーザーとオンライン上でコミュニケーションがとれるため、良好な関係を築いたり、反響を得るチャンスをつくれます。
たとえば、以下のようなコミュニケーションをとる機会を得られるでしょう。
内容 | 詳細 |
質問対応 | 質問やコメントに素早く返答すると、専門性とサービスの質の高さを示せるため、信頼性が高まる |
問い合わせ | 物件の内覧予約や資料請求などの問い合わせに、効率よく対応できる |
意見 | 投稿を見てくれた人の反応や意見を収集して、自社サービスの向上につなげられる |
実際のSNSの活用事例を知りたいという人は、下記を参考にしてみてくださいね。
https://iimon.co.jp/column/real-estate-sns-case-study
不動産業でTwitterを運用する際の5つのポイント
不動産業でTwitterを活用する際は、以下5つのポイントを意識して効果を最大化しましょう。
闇雲に投稿を続けても、高い効果は見込めません。
ポイント | 詳細 |
プロフィールの充実 | ・ヘッダー画像やプロフィール写真はこだわる ・連絡先やホームページの記載 |
ターゲットを明確にする | 発信内容やターゲットをぶれさせない |
視覚に働きかける | 文章だけでなく画像や動画は必須 |
定期的な投稿 | 週何回投稿するのか、何時に投稿するのかを決める |
分析 | 反応のよかった・悪かった投稿の特徴を分析し、改善する |
また自社での運用がむずかしい場合は、外注してもよいでしょう。
不動産業界にくわしく、Twitter運用の実績がある人に依頼するのが望ましいです。
【好事例】Twitter運用がうまい不動産アカウント
ここからは、Twitter運用がうまい不動産アカウントをご紹介します。
日常ポストも入れて親近感アップ|ゆっくり不動産
YouTubeのルームツアー動画も人気の「ゆっくり不動産」。
Twitterアカウントでは、YouTubeの動画公開をシェアしつつ、くすっと笑える日常ポストも多めでファンを増やしています。
不動産営業一色にならない、公式Twitter運用のお手本アカウントです。
豊富な画像&こまめな投稿がポイント|TATO DESIGN
美しい物件画像が豊富で、見ているだけでも楽しい「TATO DESIGN」のアカウント。
投稿はほぼ毎日、1日に複数投稿されることも。
こまめな投稿は、ファンを増やすポイントにもなります。
不動産業で今すぐ集客アップしたいなら「速いもんシリーズ」
不動産業におけるTwitterの活用は、無料で集客アップが期待できるツールのひとつです。
しかし、集客効果を出すには
- 魅力的な物件情報の取得
- こまめな投稿
- 問い合わせなどへの対応
など、意外に手間暇がかかるものです。
現状の業務にプラスアルファでTwitter運用も…とても考えられない、という人もいるのではないでしょうか。
Twitter運用を効果的・効率的に行うには(株)iimonが提供している「速いもんシリーズ」がおすすめです。
「速いもんシリーズ」とは、不動産業における業務効率化を簡単に実現してくれる便利なツールで、以下8種類のラインアップがあります。
サービス名 | 特徴 |
不動産ポータルサイトへの入力作業を効率化 | |
賃貸物件の新着・更新情報の洗い出しを効率化 | |
ライバル会社の掲載状況を自動分析 | |
物件情報を1クリックでPDF・URL化 | |
賃貸物件情報の元付会社を簡単に特定 | |
賃貸物件の募集状況をまとめて確認 | |
1サイトで複数サイトの物件検索が可能 | |
見積書をワンクリックで瞬時に作成 |
なかでも「入力速いもん」は、誰でも簡単に物件入力作業を効率化できる便利なツールです。
具体的には、
- 業者間流通サイトの物件情報を「1クリック」で保存
- 物件入力画面へ「1クリック」で反映
といったように「2クリック」で物件情報入力作業が完了します。
不動産ポータルサイトへの入力時間が大幅に削減できるため、Twitter運用の時間が確保できるなど、業務効率化に最適です。
下記では、「入力速いもん」をわかりやすく説明している動画があるため、せひ確認してみてくださいね。
また、賃貸物件の新着・更新情報を洗い出せる「物出速いもん」などを組み合わせれば、Twitterでの反響が期待できる物件情報を効率的に取得できます。
魅力的な物件情報を頻繁に投稿できれば、Twitterのフォロワーや反響数増加が期待できます。
【導入例】「入力速いもん」「物出速いもん」で新着・条件変更を日々掲載!反響数が昨対110%以上
ここからは、速いもんシリーズを導入した実例を見ていきましょう。
大阪府茨木市を中心に賃貸管理業を営む「株式会社エストコーポレーション」では、
- 新着出しが週1回しかできていない
- 新規物件の登録に時間がかかる
といった重大な課題を抱えていました。
しかし、速いもんシリーズの導入で、
- 「入力速いもん」導入で1件あたりの作業時間が短縮され、登録数が従来の2倍
- 「物出速いもん」導入で、新着出しが毎日できるようになったほか、条件変更の物件を掲載することで反響数が昨対110~130%
といった成果を上げています。
まとめ
Twitter利用率は年々増加傾向にあるため、不動産での活用も効果的だといえるでしょう。
不動産業でTwitterを使うメリットは大きく分けて3つです。
- リアルタイムに情報発信できる
- 地域に密着した宣伝ができる
- ユーザーとの関係構築ができる
ただし闇雲にTwitterを運用しても大きな効果は見込めないため、以下5つのポイントを意識して活用するようにしましょう。
ポイント | 詳細 |
プロフィールの充実 | ・ヘッダー画像やプロフィール写真はこだわる ・連絡先やホームページの記載 |
ターゲットを明確にする | 発信内容やターゲットをぶれさせない |
視覚に働きかける | 文章だけでなく画像や動画は必須 |
定期的な投稿 | 週何回投稿するのか、何時に投稿するのかを決める |
分析 | 反応のよかった・悪かった投稿の特徴を分析し、改善する |
効果的で効率的なTwitter運用がしたいという人は、(株)iimonが提供している「速いもんシリーズ」の利用を検討してみましょう。
たとえば「入力速いもん」は物件情報の入力時間を大幅に削減できるため、Twitter運用の時間確保が期待できます。
また物件の新着・更新情報を効率的に取得できる「物出速いもん」などを組み合わせれば、より魅力的な投稿内容も検討できるでしょう。
「速いもんシリーズ」導入で業務効率化をはかり、効果的なTwitter運用で集客力をさらにアップさせましょう!
iimon 編集部