「不動産ポータルサイトの反響率はどのくらいなのか」「反響率を上げる方法はあるのだろうか」と疑問に考えていませんか。
不動産ポータルサイトの反響率は「約0.5〜1%」といわれ、決して高い水準とはいえません。
しかし不動産ポータルサイトの反響率を上げる方法は存在するのです。
この記事では、おもに以下の内容を解説していきます。
- 不動産ポータルサイトの反響率
- 反響率を上げる3つの方法
- 反響率を下げる行為
この記事を読むと、不動産ポータルサイトの反響率を上げる方法がわかり、売上や収益を伸ばせるようになりますよ。
目次
不動産ポータルサイトの反響率は約1%
不動産ポータルサイトの反響率は「0.5〜1%」が目安といわれています。
たとえば10,000人が不動産ポータルサイトに訪れた場合、50〜100人がメールや電話などの問い合わせをしている計算です。
さらに獲得した反響のうち、成約につながる割合は「約10%」といわれているため、今回の例でいうと約5〜10件が売上につながる計算です。
なお集客方法のひとつである、住宅一軒一軒のポストにチラシを配布する「ポスティング」の反響率は「0.01〜0.03%」といわれています(※1)。
つまり10,000件の住宅にチラシを配布して、ようやく1〜3人が問い合わせをする計算なのです。
【10,000人アクセス/チラシ配布をした場合】
反響率 | 問い合わせ数 | |
---|---|---|
不動産ポータルサイト | 0.5~1% | 50~100人 |
ポスティング | 0.01~0.03% | 1~3人 |
手間や成果などの面から比較すると、不動産ポータルサイトを利用した集客は優秀であるといえるでしょう。
出典:(※1)日本ポスティングセンター「高反響ポスティング」
不動産ポータルサイトで反響率を上げる3つの方法
不動産ポータルサイトで反響率を高めるためには、集客数を上げることが重要です。
ここでは、不動産ポータルサイトで集客する3つの方法を紹介します。
- 物件を数多く掲載する
- 物件画像を数多く掲載する
- 自社の情報を掲載する
順番に見ていきましょう。
方法1:物件を数多く掲載する
掲載する物件情報の「質」はもちろん重要ですが、ポータルサイトに載せる物件数の「多さ」も重要です。
実際アットホーム株式会社が、賃貸物件への引越しを検討している人に、不動産会社の選定基準を聞いたところ「取り扱っている物件数が多いこと」をもっとも重視していることがわかりました(※2)。
とりあえず物件を載せるだけでは効果は薄くなるため、ユーザーが求める情報を適切に示す必要があります。
出典:(※2)アットホーム株式会社「オンラインでの住まい探しに関する調査 2023 賃貸編」
方法2:物件画像を数多く掲載する
物件の情報は目で見たほうがわかりやすい場合もあります。
ユーザーの利便性を考慮し、物件の画像はできるだけ数多く載せましょう。
不動産情報サイト事業者連絡協議会が行ったアンケート調査によると、ユーザーはとくに「居室/リビングの写真」を重視していると報告されています(※3)。
ユーザーはほかにも「物件外観の写真」や、水回りである「風呂場」「キッチン」「トイレ」の写真の必要性も高いと考えています。
水回りの情報からは、清潔さが保たれているかを確認しているのです。
出典:(※3)不動産情報サイト事業者連絡協議会(RSC)「不動産情報サイト利用者意識アンケート調査結果」(2023年10月27日)
方法3:自社の情報を掲載する
不動産ポータルサイトには、さまざまな会社が物件情報を載せています。
なかでもユーザーは、情報を載せている会社が
- どのような会社なのか
- 信用できる会社なのか
を気にしているのです。
アットホーム株式会社が行った調査によると、物件の情報だけでなく会社の情報もあったほうが安心できると回答した人が「約83%」でした(※4)。
さらに、実際に不動産会社の情報を確認している人は「約67%」いたのです(※5)。
不動産ポータルサイトには、ユーザーへ自社が信頼できる安全な会社であると示す事実の情報を載せるようにしましょう。
ここで紹介した方法以外にも、反響率を上げる方法を以下の記事で解説しています。
くわしく知りたい人は、参考にしてくださいね。
https://iimon.co.jp/column/increase_real_estate_feedback
出典:(※4、5)アットホーム株式会社「オンラインでの住まい探しに関する調査 2023 賃貸編」
注意!不動産ポータルサイトへの誤情報の記載は反響率ダウン
賃料や部屋の間取りなどについて、事実とは異なる情報の記載にも注意が必要です。
不動産情報サイト事業者連絡協議会が行ったアンケート調査によると、ユーザーが不動産会社に求めるもの第1位は「正確な物件情報の提供」でした(※6)。
一度誤った情報を載せてしまうとユーザーからの信頼はなくなり、二度と利用してもらえない可能性もあります。
手間はかかりますが、物件情報の登録前には
- 再度入力した情報を確認する
- ほかの従業員とダブルチェックをする
など誤った情報を載せないよう対策をしましょう。
出典:(※6)不動産情報サイト事業者連絡協議会(RSC)「不動産情報サイト利用者意識アンケート調査結果」(2023年10月27日)
不動産ポータルサイトで反響率を上げるコツ|業務効率化ツール「速いもんシリーズ」
不動産ポータルサイトの反響率をあげるには、物件や画像数・情報の正確性などがポイントです。
しかし、限られた時間内に正確で数多くの情報量を載せるのはむずかしいと思っていませんか。
たしかに作業時間を増やそうと思えば、残業しか選択肢がなく、正確な情報の記載・確認は精神的にも負担がかかりますよね。
そこで活躍するのが(株)iimonが提供している業務効率化ツール「速いもんシリーズ」 です。
面倒で負担のかかる作業も簡単に効率化できるため、不動産ポータルサイトの反響率を上げやすくなります。
速いもんシリーズでは、以下8種類のサービスを提供中です。
サービス名 | 特徴 |
不動産ポータルサイトへの入力作業を効率化 | |
賃貸物件の新着・更新情報の洗い出しを効率化 | |
ライバル会社の掲載状況を自動分析 | |
物件情報を1クリックでPDF・URL化 | |
賃貸物件情報の元付会社を簡単に特定 | |
賃貸物件の募集状況をまとめて確認 | |
1サイトで複数サイトの物件検索が可能 | |
見積書をワンクリックで瞬時に作成 |
なかでも「入力速いもん」「物出速いもん」は不動産ポータルサイトの反響率アップに欠かせないツールです。
詳細を見ていきましょう。
物件入力を効率化|入力速いもん
物件情報の入力を簡単に効率化したいと思いますよね。
入力速いもんは、業者間流通サイトの物件詳細ページのデータを「2クリック」で、不動産ポータルサイトへ入力できます。
文字の情報だけでなく、画像取得もできる便利なツールです。
反響率を上げる要素である「物件掲載数」「物件画像」を増やすために欠かせないツールといえるでしょう。
実際に入力速いもんを導入した企業では、以下のような成果が出ています。
- 反響数1.5倍にアップ
- 物件掲載数・スピードが3倍にアップ
- 残業ほぼ”0“
「入力速いもんについて」くわしくはこちら
最新情報の洗い出し効率化|物出速いもん
正確に最新情報を素早く掲載したいと思いませんか。
物出速いもんは、新着物件や情報が更新された物件を「1クリック」で検索できるツールです。
時間短縮はもちろん、素早く情報更新できるため「古い情報=誤情報」の掲載リスクを減らし、反響率アップも狙えます。
「物出速いもんについて」くわしくはこちら
まとめ
不動産ポータルサイトの反響率は「約0.5〜1%」といわれているため、10,000人がアクセスしたとして「50〜100人」が反響につながる計算です。
さらに、ここから成約につながる確率は「約10%」といわれているため、10,000人がアクセスしたとして「約5〜10件」が売上につながるといえます。
アクセス数や反響率、成約率を上げるためには「正確な多くの情報と画像を載せる」ことが重要です。
しかし時間やリソースは限られているため、実行に移すのはむずかしい でしょう。
そのような悩みを解決できるのが(株)iimonが提供する「速いもんシリーズ」。
不動産ポータルサイトに正しい情報をすばやく簡単に入力できるため、掲載数と反響率が上がり、売上アップにつながります。
無料トライアルも可能なため、まずはお問い合わせください。
また下記では、登録しておきたい不動産ポータルサイトも紹介しているため、ぜひ参考にしてくださいね。
https://iimon.co.jp/column/real-estate-portal-site-recommendation
iimon 編集部